異世界でも、鬼を滅する刃となれ!! 【ツイステ×鬼滅】

第十話 たった一人のただの少女 ページ10

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─朝─




『何事も、無かったようで･･･』





学園内一周し終わり、校門前で鬼を待ち伏せする。






校門前に出る証拠はないけど、ここならいいかなって






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アオイ「心拍数、異常ありません」

なほ「こっちも！」

すみ「心電図も！」

きよ「平気！」

アオイ「そうですか、ありがとうございます」

カナヲ「翡翠さん、まだ起きないの･･･？」

アオイ「今のところは･･･」

カナヲ「そう･･･。 じゃあ、これからも診てあげなきゃね」




にこりと微笑む





アオイ「･･････そうですね！ 翡翠さんは、命の恩人ですからね！！」





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炭治郎「鬼は、居なくなったのか･･･」

善逸「はぁ？ また、言ってるよ〜〜」

禰豆子「お兄ちゃん？」

炭治郎「･･････」

善逸「翡翠ちゃんが、あぁなってからずっとこんな調子だよ･･･！」

禰豆子「そっかぁ･･･。 お兄ちゃん、元気だして･･･？」





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キーンコーンカーンコーン、と鐘が鳴る。





皆が、ちゃんと授業を受けられるように私はずっと此処で鬼を待つの。







『私の仕事は、ただそれだけ───』









魔法も使えない、ただの少女。





神出鬼没の鬼を狩ることしか出来ない







ただの少女─────。

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