◆1-44 Dear Sir, to my beloved you, ページ44
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ギィ…と音を立て閉まる扉
チェーニャ「本当に、それで良かったのかの?」
『・・・』
片手に持っている紙を、握りしめる
チェーニャ「その"手紙"見て、決意決めたの?」
『そうだよ、まさか手紙来るなんて思わなかった』
チェーニャ「・・・お母さんからの手紙、でしょ」
『お母様から来るなんて、思いませんでした』
─────遡ること数刻前────
『・・・っ』
結局、私って・・・!!
チェーニャ「あれぇ? メイ??」
『! チェ、チェーニャ!?』
チェーニャ「そんなに驚くことかなぁ?」
『ま、まぁね・・・』
チェーニャ「あー、そういえばコレ」
『手紙・・・?』
チェーニャ「なんか、困ってる人から見せてもらったけど〜郵便の人でねぇ!
それが、メイ宛だったから貰ったんだ〜!!」
『私宛て?』
チェーニャ「そうだよ〜、ほいっと」
『?』
渡された手紙の裏側を見ると、そこには──
『お母様!?』
お母様からの手紙だった。
あの、お母様が・・・? っと疑問を持っていたが
逆にお母様から・・・。 っと思い手紙を開けた。
─────────────────────
『でも、お母様らしい気品に溢れた手紙でした。
お母様に、背中を押されたと言っても過言ではないわ』
チェーニャ「そっかぁ」
『
「自分でやってしまった事はその価値に値する代償を支払って来なさい」
なんて・・・、お母様この事件のこと知ってらっしゃったのかしら??』
チェーニャ「お母さんは、強いからなぁ」
『なんでもお見通し?』
ふふっ、とメイは笑う
『ここを離れたらどうしましょう・・・?』
チェーニャ「メイは、頭がいいから〜〜」
『そんなぁ、頭が良くても行けないわ!』
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り - メイちゃんが悪者になっててやだ!けど面白かった! (10月26日 16時) (レス) @page50 id: 6647e53365 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - ウニちゃんってあだ名はジャックくんにもう使われてますよー (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - え?なんか小説の続きが見れないんだけど.........??バグってるのかな? (2020年8月11日 1時) (レス) id: 805d7a0e17 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 「時期」ではなく、「次期」副寮長かと・・・ (2020年8月9日 2時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
み - この小説めっちゃ好きです。最高です。ありがとうございます!!! (2020年7月26日 10時) (レス) id: d2ff9e9c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*天夢。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年6月13日 19時