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H歴 武力による戦争は根絶された・・・。

争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって変わった。

その名も【ヒプノシスマイク】
このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。


兵器ではなく言葉が力を持つことになったのだ。








▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽




─中王区─



無花果「翡翠様、おはようございます」

『・・・無花果さん、おはようございます』

乙統女「翡翠、今日も習い事と稽古ですよ。
ヒプノシスマイクも使えるようになって下さいね」

「翡翠様、こちらのお部屋でございます」

乙統女「よろしくお願い致しますね」

「はい、東方天様」




バタン




乙統女「翡翠も、ヒプノシスマイクの使い手になってくれれば嬉しいですが・・・」

無花果「きっと平気だと思います。 乙統女様の娘様なのですから」

乙統女「ふふっ、そうですよね」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




職員の方に連れられ、いつもの(・・・・)部屋に向かう。



「翡翠様、着きました。 それでは今日は───」




礼儀作法、言葉遣い、その他もろもろ。






「ヒプノシスマイクの練習です」









『・・・』








ガチャンと、扉が開く









[こんにちは、翡翠お嬢様?]

『・・・』

「コイツは、ヒプノシスマイク特訓専用に造られた奴です。
この特訓が全て終わり次第、コイツは処分されますので手加減は無用ですよ」

[あはっ、よろしくね〜]

「それでは、翡翠様。 後ほど様子を見に来ます」





ガチャン





[毎日、ヒプノシスマイクの特訓だけどよく飽きないね〜!

翡翠お嬢様ったら、ヒプノシスマイク使えるのに]

『・・・』

[もう立派な、使い手なのにさ。 気付いてないらしいね! かわいそーに]

『・・・つまらない』

[もっと、もーっと強い相手を探しに行けば?
ここ(中王区)から逃げればいいんじゃない?]

『逃げる・・・? 無理に決まってる』

[えー? 実際に逃げた人居るのに?]

『・・・誰?』

[君のお兄さんに値する人かな?
今は別のクローンと一緒にラップバトル──テリトリーバトルに励んでいるよ]

『嘘』

[嘘じゃないもーん。 そんなにうそうそ言うなら一度会って見てくればいいんじゃない?]

『!』

[まっ、その度胸が君にあるとは思えないけど!
さて、今日もラップバトル練習やってくよー]

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amro(プロフ) - 初めましてコメント失礼致します。続きが気になる面白い作品ですね!大変かと思いますが更新頑張って下さい! (2020年5月16日 4時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ヒトデ★ - こんにちはこんばんはあめちゃん。さんとても面白い作品ですね!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月11日 23時) (レス) id: 23b8bb441b (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみです! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 28ee4bfc20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*あめちゃん。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/  
作成日時:2020年5月9日 5時

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