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乙統女「どうですか?」
無花果「危害を加えられた、というのは無いです」
乙統女「そうですか。 様子を伺いましょうか」
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左馬刻「車を出せ!!」
合歓「お兄ちゃん・・・」
左馬刻「なんだ、一緒に行くか?」
合歓「う、うん・・・!」
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プルルルル
盧笙「・・・?」
ピッ
簓「おー、盧笙ー! 今平気かいな??」
盧笙「まぁ・・・なんとか」
簓「今日、仕事終わったらシブヤに行くんやぞ!」
盧笙「はぁ!? なんで、急に・・・」
簓「桜華の様子を見に行くんやぞ!!」
盧笙「! ほんまか!?」
簓「そや、よろしゅうな!!!」
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─シブヤ─
「あ! 乱数ちゃーん!!」
「え、ホントだ〜!」
乱数「・・・オネーサン! こんにちは〜」
帝統「先行こーぜ〜」
「さっきの女の子、誰ぇ?」
「ほんと! 誰々〜???」
乱数「知り合いだよ〜!」
「え〜!!」
帝統「今日も人が多いな〜・・・」
『・・・』
「貴様! 中王区の──!!」
『中王区の・・・警官・・・?』
「貴様! 中王区に早く戻れ!!!」
『・・・』
ガシッ
『んっ!?』
「戻る気がないのか!? 勘解由小路様も心配している!!!」
『・・・』
「貴様!! 早─────」
ガシッと桜華は、警官の頬を掴む。
『立場は、あたしの方が上のはず。 貴方───湖川さん?』
「っそうだが・・・」
『あたしねぇ、今楽しみたいの。
無花果さんも乙統女様もきっと許してくれてる。
下戸の分際で関わらないで』
プルルルル
「貴様、何処に繋げている・・・」
ピッ
『無花果さん』
「!!!」
『湖川さんに、腕掴まれて・・・っ・・・痛かったです・・・』
無花果「なんだと・・・! キツく言っておく!!」
『・・・ありがとうございます』
ピッ
『早く離してくれる? シワ着いちゃう』
パッ
『そうそう、それでいいんだよ。 君、明日からどうなるかな??』
「っ!」
『復讐、とか馬鹿な考えはやめときなよ。
中王区どころかシブヤ・・・いや、トウキョウ付近には近づけなくなったりして?』
「・・・すまなかった」
タッタッタッ・・・
そう言って、湖川さんは走っていった。
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ぱい - イラストが読み込めないです🥺 (2022年6月21日 10時) (レス) @page47 id: 0c35d3b667 (このIDを非表示/違反報告)
setura0901(プロフ) - *アメダマさん» 片目が隠れた狐面を持った紫のパーカーのイラストがあると思います。 (2020年4月18日 16時) (レス) id: ba69c8b6c6 (このIDを非表示/違反報告)
*アメダマ(プロフ) - setura0901さん» 同じ名前の方が沢山いたので、アイコンの写真を教えてもらえませんか?? (2020年4月18日 15時) (レス) id: d04d0010f6 (このIDを非表示/違反報告)
律夏 - 切なくてとても引き込まれる小説で凄く大好きです。続き頑張って下さい。応援して (2020年4月18日 14時) (レス) id: 1973cdad8a (このIDを非表示/違反報告)
setura0901(プロフ) - *アメダマさん» ありがとうございます。インスタは同じユーザー名を使っていて、侑月という名前です。お手数ですがメッセージを送っていただければありがたいです。 (2020年4月18日 9時) (レス) id: ba69c8b6c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年3月24日 23時