ハマのヤクザの妹には、"幸せ"が無い。 【ヒプノシスマイク】

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温かい･･･




これが、温もり･･･？




与えられなかった、一部分。









乙統女「桜華さん」







その声に、ハッと意識を戻す








『お、乙統女様･･･』









乙統女「貴女は、中王区側に回って後悔はない･･･と仰いましたよね？」

『は、はい･･･』

乙統女「･･･」

無花果「･･･？」

乙統女「･･･ならば、良いです。 無花果さん───」









『あの日のように、笑えるの･･･？』









乙統女「！」









『失くしたもの、何一つ無いと思ってたのに』









グラッ









帝統「うお！？ 危ねぇ･･･」

乱数「･･･」





やっぱり、心身共に限界だったんだね








幻太郎「おや･･･」







帝統「うお！？ 幻太郎！？」

幻太郎「貴方達が先に行ってしまうから･･･」

帝統「す、すまねぇ･･･！」









左馬刻「ｯ! 桜華、桜華！！！」

合歓「お姉ちゃん、嘘･･･！」









乱数「無花果オネーサン、桜華預かってもいいよね？」


無花果「チッ･･････仕方ない」


乱数「･･･」


乙統女「･･･桜華さんに何も危害を与えない、と約束しますか？」


乱数「勿論」


乙統女「･･･ならば」

無花果「･･･っ」









乱数「一郎、左馬刻、帰るよ。
それにオオサカディビジョンのオニーサン達もね」

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