>人形が十二つ ページ14
敦side
鏡花と言う子を助けようと、電車から飛び降りた。
横を見ると、マントをかぶっている子も飛び降りていた。
僕の邪魔をするのか!?
そう思って、急いで爆弾を壊した。
すると、鏡花と言う子を抱きしめていた。
本当に、危険な子なのだろうか…。
そう思っていると、川に落ちた。
太宰さんもこんな感じに、入水してるのかな?
そう思うと、意識を失った。
なんか、引っ張られてる感じがする。
そう思って目を開けると、マントの子が鏡花と言う子と僕を引っ張って、岸まで連れてきていた。
「あ、人虎、起きた。」
そして、僕を壁にもたらせて、何か大切な事を話すような雰囲気をつくっていた。
「君達、探偵社に鏡花を保護してもらいたい。」
「!?」
ポートマフィアは、この子を大切にしていないのか!?
そう思ったが、次の言葉でその思いはなくなった。
「鏡花は、ポートマフィアにいるべきじゃない。鏡花は、光の世界が似合っている。」
ポートマフィアは、しっかりとこの子を大切にしているんだ…。
「ポートマフィアは、鏡花を裏切り者扱いにするだろうし、中には鏡花を連れ戻して、また、人殺しをさせようとするやつもいるだろう。光の世界が似合っていると思うのは、ただの私一人の考え。」
そうなのか…。
「探偵社に保護してもらいたいのは、これらの理由だ。お願いできるかな?」
「ああ。」
なんとしてでも守る。
「あと、この手紙を鏡花に渡してくれ。」
「分かっ…た。」
僕は、意識を無くした。
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(名前)武朱(プロフ) - 教えて下さり、ありがとうございます! (2016年12月31日 10時) (レス) id: 32365c4322 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野(プロフ) - オリフラはずしてくださいね〜 (2016年12月30日 23時) (レス) id: 95fdc49fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイ | 作成日時:2016年12月30日 22時