>人形が十つ ページ12
撫子side
あー終わった。
と思ってたら、
「撫子君、明日梶井君と泉君が人虎を捕獲に行くから、一緒に行ってきてねー。」
と、言われた。
私の休日はいつ来るんだーーーー!
ま、鏡花ちゃんも来るし、いいけどさ。
久しぶりに行くか。
と思ってたら、
ガシッーーーーー
腰に手が巻きついていた。
えっ…………………。
後ろを見ると、鏡花ちゃんがいた。
「鏡花ちゃん、どうかしたの?」
聞いてみると、
「撫子が見えたから。」
…………。
可愛い!!!!!!!!←
でも、何か相談したいのだろう。
「私の部屋に来る?」
「うん。」
鏡花side
本当は、撫子が見えたからじゃなくて、相談があるから、撫子を探していた。
撫子は、分かってくれて部屋に入れてくれた。
「今日は、どうしたの?」
「もう、人を殺したくない。でも、35人も殺しちゃった。」
今日は、親子を殺した。
芥川からの命令だ。
「それに、ポートマフィアから抜けても帰るところがないし、裏切り者扱いされるだけだし、撫子と会えなくなるし…。」
「鏡花、貴方ならまだ光の世界に行けるわ。35人ぐらいなら大丈夫よ。私は、1000人以上殺しているわ。」
撫子が私を鏡花と呼ぶとき、撫子は、大切なときだけだ。
撫子に、悪い思いをさしてしまったかな…。
そう落ち込んでいると、
「そんな私だけどね、意識していることがあるの。」
「?」
「殺してしまえば、相手は生き返ることはできない。でも、今生きている人は?私は、殺してしまった人以上に少しでも多くの人を救えるようにしてる。なかなかできないけど、それでもやってる。鏡花も35人以上人を助けてみたら?」
その時、悩んでいたことが薄れたような感じになった。
「う…ん。人を助ける。」
「ああ、泣かないで。」
その日、私は、撫子と寝た。
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(名前)武朱(プロフ) - 教えて下さり、ありがとうございます! (2016年12月31日 10時) (レス) id: 32365c4322 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野(プロフ) - オリフラはずしてくださいね〜 (2016年12月30日 23時) (レス) id: 95fdc49fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイ | 作成日時:2016年12月30日 22時