Story45-体育祭練習- ページ8
Aside
みなさん！！今日は！！
体育祭練習です！！
嬉しい事に姫華と同じチームです！
出る種目は徒競走、障害物競走、クラス代表リレー、チーム代表リレー！
自分で言うのもあれだけど足速いし。←
陸上部候補だったし！
チーム代表リレーはもう本当にシンプル！
チーム内の全学年それぞれ足が速い人1人選ばれるってやつ！
…やっべ。2年も3年も男子だ。
同学年も女子私だけ…。
辛すぎるっ！！
姫華「みかんっ！頑張って♡」
A「…うんっ！」
姫華に応援されたから死ぬ気で走ります。
先生「チーム代表の人試し走やるからグラウンドに出ろー」
A「やっべぇ。緊張するよ。」
隆太「あ、森田じゃねぇか。」
A「…っ！隆太！？隆太もチーム代表？」
隆太「んまぁ、そんなとこ。」
A「…てか、別れて以来話したのはじめてだよね！」
隆太「そうだな…あと、デタラメな噂流してごめんな。」
A「気にしてないよ！！大丈夫！これからは友達として仲良くしていこ！」
隆太「…あぁ！」
先生「走順は1年、2年、3年だ。トラック1周。代表に選ばれたからには本気を出せ。いいな。」
代表「はい！！！」
先生「これから試し走を始める。」
隆太「お互い頑張ろうな！」
A「まぁ負けないからねっ！」
先生「いちについて…
よーい…
ﾊﾞｧﾝｯ」
「がんばれー！！」
「黄色ー！」
「1位をとるのは緑団っ！「はい！」」
応援席で必死に応援している中、
私は余裕で先頭に立って走っている。
隆太「…くそっ！速ぇ…！！」
そんな声が聞こえた。
短距離走は大得意なんだよ。
そう思ってると姫華が…
姫華「みかんーっ！差をつけてー！」
と言ってくれた。
はい。ありがとうございます。
私は思いきり差をつけて先輩にバトンを渡した。
するとクラスの方から…
「森田ー！いいぞー！」
「さすが吹奏楽部ー！」
「陸上部より速いじゃねぇかー！」
「森田最高ー！」
えへへ、私愛されてるんだなぁって思いつつ
でも愛されるのは姫華だけでいいって思う。
姫華と付き合ってから複雑な気持ちがほとんどだなぁ。
でもとりあえず体育祭練習に集中しないと。
先輩、同級生、誰でも手を抜く事は私が許さない。
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作者名：ひげちゃむ | 作成日時：2017年11月21日 22時
