Story39-昔の話- ページ2
姫華「みかんが喋り終わるまでうち黙って聞いてるから。」
A「うん。
私の初彼氏は小学3年生の時。」
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隆太「Aちゃん、あなたの事が大好きです！付き合ってください！」
A「…！！」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
A「藤波 隆太っていう、今同じ学校だけど、ちょっとヤンチャだけど優しい人がいたの。
隆太に告られた時、私も好きだったから付き合ったわけ。これが小学4年生の冬まで続いたの。
ペア画やってくれなかったって言ってもまだ私達スマホ持ってないし。できなかったのも当然。
けど別れる数日前に私が…。」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
A「ねぇねぇ隆太君。」
隆太「どうした？」
A「もう、別れない？」
隆太「えっ！？なんで！？」
A「付き合うのまだ早かったかも。隆太の彼女になれたのは嬉しかった。ありがとう。」
隆太「は？ふざけんなよ。ならデタラメな噂流してやる。」
A「えっ、ちょ…。」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
A「その流された噂が
毎日俺にやりたいーとか言ってくる
とか
遊ぶ時キスを要求してくる
とかね。
まあ誤解は解けたけど。
その次の彼氏が隆太と別れた1ヶ月後。」
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優希「これ。手紙。あげる。」
A「…えっ。ありがとう…。」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
A「もしその手紙読まなかったら付き合う事はなかったね。
結局読んで返事は出したよ。OKって。
でもそんなに長くは続かなかった。2ヶ月で終わっちゃったよ。
原因はバンドでいうと方向性の違い、かな。(笑)
まあペア画がなんとかって言ってるけど私がスマホを持ち始めたのは小学5年生の夏。その後も付き合ってきた。
それでさ、恋人同士でペア画をするのが夢って言ったじゃん？
その理由で他の彼氏にも言ってきたの。
けど断られちゃってさ。
んでそこでペア画しよって誘ってくれたのが姫華がはじめてなの。
このまま他の男と付き合ってたら頭が狂っちゃうかもね。」
姫華「…。」
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作者名：ひげちゃむ | 作成日時：2017年11月21日 22時
