Blood of hell (ページ3)

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社「捕まえて感染者専用の刑務所に放り込んでおく。
でも時に感染者は誰かに危害を加える事もある。
君達を傷付ける事もあるだろう。
もし倒してもソイツが重症で危険人物の場合…

…最悪、ソイツを殺しても良い。」

潤「ジョニーさん…。
それ、正気で言ってんのか！！
なぁ！？」

潤君は怒りが収まらず、社長の胸ぐらを掴んだ

でも、その手を別の手が制した

翔「松潤…。
殴りたい気持ちは痛い程分かる。
けど…今、しなきゃいけない事はこの街に残された人達を救う事だろ？
殺すのが嫌なら殺さなきゃ良いんだ。」

潤「翔君…。
確かに殺さなきゃ良い。
でも…いつかは殺さなきゃいけない事態が起こるかも知れねぇーじゃん。
殺さなきゃ平和は来ねぇーのかよ…。」

潤君の手は社長から離れて、潤君の瞳からは涙が溢れている

この重い空気の中、口を開いたのは彼だった

智「おっちゃん…。
俺達、5人は戦いません。
4人を犯罪者には出来ない。
確かに今、この東京で起こっている事は普通の事ではありません。
でも俺達が暴れてる人間を捕まえたり誰かを殺すなんて事…出来ません。
翔君、相葉ちゃん、ニノ、松潤…。
皆、家に帰ろう。」

雅「…リーダー…。
俺は3人を放っとけないよ…。
だって昔っから仲良くて、たまには一緒に酒飲んで笑い合って…。
今だってほら…戦ってる。」

相葉さんが指差す先には監視カメラの映像が…

映像には3人が感染者と戦っている姿が映っていた

社「中々、手こずってる様だね…。
誰か援護に行った方が良いんじゃないか？」

隆「あーもうー仕方ない！！
じっとしてられへん！！
ちょっと行ってくる！！」

丸ちゃんは武器から長刀を取ると外に出て行った

亮「あっの馬鹿丸ー！！
俺は槍貰ってくで。」

亮ちゃんは槍を取って丸ちゃんの後を追って行った

章「大倉…2人は3人助けに行ったけど…。
俺達はどないする？」

忠「俺は…無理や…。
何すりゃ良いか分からんし…。
万一、誰かに何かあったら怖い…。」

章「…分かった。
じゃあ俺達はここで待ってよか。」

残った2人とARSのメンバーはそのまま戦いを見守っていた

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一方…彼等はと言うと…

す「何やねんコイツ等…。
想像以上に力強過ぎて拳銃撃たれへんしー。」

信「ナイフで隙作るからその間に撃て！！」

す「分かった。
何か○ン○ンみたいやなー。」

裕「いや…全然ちゃうし！！
アレはモンスターって…何やねん！！」

『シュッ……プシュー……』