検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:4,074 hit

ページ6




「でも、あの頃から俺は彪雅の事が好きだった。何度も連絡しようとしたけどそんなの都合良すぎると思った。今日彪雅がいるって知らなかったけど、偶然会えてこのチャンスを無駄にしたくなかったんだ。」

黒尾は俺に話してくれた。
確かに相手の人生を潰すのは嫌だ。
でも俺は…

「人生潰れてでもお前といたいって思ってたよ。」

黒尾はハッとした顔をして俺を見た。

「男同士なんて中々世間で認められないのも分かってる。そもそも俺だって男を好きになるって思ってなかったんだから、自分自身を認めるのにもたくさん時間かかった。でも、認めたからには付き合ったからにはそれ相応の覚悟が必要なんだなと思った。だから俺は付き合った。でも、お前は違ったんだな。今、俺と付き合ってもしやっと就けたお前の夢の仕事が無くなるとしたら?それでも付き合えるのか?」

黒尾は答えが出せずにいるような顔をした。

「考えが甘いんだよ。もう俺は一時の感情で流されない。お前の辛かった話はわかった。ただ同情はしない。自惚れんな。殺意が湧く」

おれは走ってその場を去った。


3.幸せだった→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:HQ , 黒尾鉄朗 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハヌル | 作成日時:2020年7月25日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。