これが5話 ページ6
幸村「電話終わった?じゃあコンビニ寄ろうか。飲み物奢るよ。」
私が電話を切ってから幸村くんは私の斜め上から顔をのぞかせた。
うん、びっくりした。いい顔が横から出てこれば誰でも驚くよね。うん。
『…あ、お金は自分で出しますよ!…その代わりと云ってはなんですが、彼処の3人も一緒にコンビニ行きませんか?』
幸村「あぁ、わかったよ。丸井、仁王、赤也出ておいで、紹介するよ、右から丸井ブン太、切原赤也、仁王雅治。」
丸井「シクヨロ☆」
切原「よろしくっス」
仁王「よろしくナリ。しかし幸村彼女がいたなんで聞いとらんぜよ」
幸村「あはは、彼女じゃないよ、この辺の地形を教えていただけだよ。」
『福沢Aです。よろしくお願いします』
私たちは軽く自己紹介をしながらコンビニへ入った。
その瞬間、男たちは此方へ走ってきた。見たところ4人だった。
手には拳銃が握られていた。
『あ、やべ、幸村くん!こっち!』
幸村くんを思いっきりこっちに引っ張って仁王くんと丸井くんに預けた。
幸村「え!福沢さん?!」
丸井「幸村くん!大丈夫か?」
仁王「おい!福沢!」
『イダッ』
男1「オラァ!おめェら!大人しくしろ!!この女がどうなってもいいのか!」
男2「あんまり手荒にすんな」
男3「おぉ?この女結構いい女じゃねぇかァ…連れて帰っか?」
男4「はーい、ここにお金入れてね〜」
男たちは私を人質に取り、強盗し始める。
てゆーか男3!顎クイすな!キモい!無理!
男2「おい、彼処の餓鬼共は立海の野郎じゃねぇか?」
私はその言葉を聞き逃さなかった。太宰に渡された小さい録音機を始動させる。
『あの、立海の奴というのは…』
男1「ああ?気になるか?…俺達はな折田とかいう異能力者の男に雇われてなァ…」
マジかよ…相手は異能力者…やだなァ…
男4「ねぇ、君ってさ…武装探偵社でしょ?(ボソッ)」
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作者名:やゆよ x他1人 | 作成日時:2020年5月31日 2時