検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:2,034 hit

夏が終わるっつうの ページ9

「おい、夏だぞ。」



そろそろ9月に差し掛かっちまう。
俺の、俺らの大事な夏が終わるっつうのに、




「そうだね、

ところでミツどうしたの?
その浮き輪に水着にサングラスに水鉄砲。」



「馬鹿じゃねーの!?
夏と言ったら水遊び!プール!海!だろ!?」






「残念だけど俺はミツと違ってインドアだし」





ありえねーコイツ!!!
キャンプが趣味なのも波に乗ってサーフィンしてんのも知ってんだよ!



「ンなこと言ってねぇで準備しろ。
お前の海パンはもう買ってんだよ」



「いくら?出すよ」



「すぐそうやってお前は...言わねえからな。
行くぞ海。」



「えーーーー。」












_____。








「なんだその女子みてぇなラッシュガード」




「肌の露出はNGなんだよねー。」




「普段ギャルみてえに肩出してる癖に何言ってんだ。」





それに俺はそんな格好じゃムラつかねえんだよ!
せっかく野外での露出を堂々と楽しめる機会だっつうのに
このチャンスを逃しては男が廃るだろ。





「脱げ。」




「ミツのえっち。」



「うるせーよ!!!」



なんてひっぺがす。





「だって勿体ぶらないとミツ、女のコ見るじゃん?」





...。





「ほら図星。ミツってわかりやすいね。」




ふふふってまた口元に手当てて微笑んでる。

俺は元々異性愛者だしコイツのこういう女みてえな一面のおかげでコイツを好きになったのはそれはそうなんだが。





「ほら、サーフィンしよ。」






なんて、結局俺を置いて先に行った。





波打ち際でサーフボードを片手に
豪快に波に乗る太輔に見惚れる俺。

元々ギャップに弱いのもあるけど
普段女みてえに華奢で女みてえな仕草で言葉遣いで
ああやって男らしさを発揮し出すから危うく俺が女になりかける。


なりかけ...なんて威張ってるけどベッドでは俺が下だったり。








「お兄さんこれからサーフィン〜?」



2人組の可愛らしいねーちゃんたち。
茶髪の巻き髪が良く似合う、いかにもな感じと、
色白巨乳の清楚、ちゃん。




「そーだよ、お姉さんらは?」



「あたしら?んー、かっこいいお兄さんのかっこいいとこ見てようかな〜」



「照れること言ってくれんね〜」


茶髪のねーちゃんにしがみつく一切喋らない清楚ちゃんに目がいってしょうがねえけど、なんとか会話を成立させてる。

#→←#



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:北山宏光 , 藤ヶ谷太輔 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Cuz | 作成日時:2019年8月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。