# ページ12
なんて言い合いして花火の準備
「両刀!!花火剣!」
赤から緑に移り変わる噴射系花火を両手に
振り回しながら走り回るオレ。
「ミツもちょっとは落ち着きなよ」
「うるせー!二刀りゅ...あ。」
「終わっちゃったね、笑」
途中でこうなったらさすがに恥ずいわ。
「ほら見てミツ、ハート」
とか太輔は相変わらず女々しいことしてるし
あーだこーだ騒いでれば線香花火だけが残った。
当たり前のようにどっちが先に落ちるか勝負。
ジー...パチパチ。
「今年も楽しかったね、来年も連れてきてよ」
「去年はお前が俺の事駆り出したよなー」
「まさか去年あんなにミツがモテると思ってなくて
今年行く気なかったのはそのせいなんだよね」
...聞き捨てならねえな
「モテると思ってなかったってなに?」
「まぁまぁ、それはいいじゃん」
「よかねーよ!」
「まあ今年はこうやってイチャイチャできたし、
俺的には満足かな〜。」
本当にコイツ、すぐ意地のわりいことするわ。
「あ、照れてる。こっち見て」
顔を手で掴んで
グイッて強制的にそっち向かせてくるから反動で
「「あ」」
「落ちちゃったね」
「...」
「負けたんだからいうこと聞いてね」
...最悪だ。
_______Fin
どんな命令が下されたかはご想像にお任せします^_^
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作者名:Cuz | 作成日時:2019年8月26日 12時