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ドキドキの誕生日 ページ10
誕生日当日
私はその日、期待とドキドキで胸がいっぱいだった。放課後になるまでは・・・
待ち合わせ場所と時間を決めるため、教室に残ってて、と頼んだ。トシにはトイレにいく、といい、心の準備をしてから、教室に戻った。でも、教室には、トシと、クラスの違う女子がいた。
女「私、土方君に一目惚れしました!付き合ってください!」
土「・・・ごめん。俺、好きなやつがいるんだ。」
盗み聞きしちゃいけないのも分かってる。でも、私は動けなかった。
女「好きな人って、Aちゃん?」
土「なっ!ちげぇよ!」
女「そっか。じゃあ、ね。」
私は、なぜかわからないけれど、泣いていた。分かってる。分かってるよ・・・なのに・・・
女の子が立ち去ったあと、トシに気づかれてしまった。私が今の話を聞いていたことも。そして・・・
泣いていることも。
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作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO
作成日時:2014年3月21日 16時