気をつけなアカンで！４

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安田side


(ｶﾞﾁｬｯ…ﾊﾞﾀﾝｯｯ)


安「ぅ…ぅぇｯｯ…ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞｯ!!!!ﾊｧｯｯ…ﾊｧｯｯ…」


トイレに辿り着いて個室に入った途端、すぐ吐いた。


もう胃の中は空っぽなのか、胃液しか出てこぉへんくなってもうた。


ぅー…気持ち悪ｯｯ…。


吐きすぎて胃は痛いし胸の辺りのﾑｶﾑｶしてる感じも残ったままやけど


あんまりトイレにいすぎても皆に心配かけてまうし


そろそろ戻らな…。


そう思ってトイレから出て、スタジオまでの廊下をゆっくり歩いとったんやけど


(ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ…)


んｯｯ…お腹痛い…；


朝はﾓﾔﾓﾔしてただけのお腹が、ここにきて急に痛みだした。


あーもぉ…早ぅ戻らなあかんのにぃ…。


(ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ…)


ぅうｯｯ…。しゃあない…もっかいトイレや…；


そっからまたトイレに逆戻り


急いで一番手前の個室に入って鍵を閉めた。









…までは良かったんやけど


安「あれｯｯ?なんでや、ちょぉ、なにこれ；」


たまたまなのか焦ってるからなのか知らんけど


ベルトがなかなか外れへん；


(ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ…)


安「ぅうんｯｯ…ちょぉ、ほんま早ぅ…；」


どんどんお腹痛なるし、限界はすぐそこ。


ほんまヤバくて前屈みになりながら必死にベルト外そうとするんやけど、焦れば焦るほど上手いこといかへん。


安「やぁ…頼むてぇ…(ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｯｯ)ぅうｯｯ…もう無理や；；」


どうにもならんくて、その場にしゃがみこんでもうた。

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