吹き始めた風 ページ1
2：29 am
１日の仕事を全て終え帰宅後、風呂を済ませて時計を見ればとっくに日を跨いでいた…軽く晩酌をした後は…
翔(…明日早ぇよな…寝ねぇと…)
電気を消しベッドに身体を沈めれば直ぐに瞼が閉じる…が直後にスマホのバイブがなった。
翔(…………………)
暫く鳴り続けた後止まった。
翔(…電話…？)
こんな時間に誰だ？暗い中手探りでスマホを手に取りディスプレイの明かりに目を細めながら
着信相手を確認すると。
翔(…おふくろ？)
俺はそのままおふくろへ掛け直した。
プ・プ・プ・プ・プ・…トュー……
翔『？？』
呼び出しをしないまま切れた…その後2、3度掛け直したが同じ反応が返ってくるばかりだった。
翔『………』
少し考えてオヤジに掛けてみる事にしたがやっぱり繋がらない…メールを打っても送信が出来なかった…
翔『…マジかよ』
今度は試しにマネージャーに掛けてみるが反応は全く一緒だ…回線が使えない？パンクしている？？……どこかで大きな地震があったとか…
再び部屋の電気を点けテレビも点けると…
『こちら再び上空からの中継です！えー見えるでしょうか？！辺り一面火の海に包まれているのですが…そんな中えー15人位の人影…でしょうか、助けを呼ぶ様子も無くまるで何事も無い様に壊滅状態の街道をゆっくりと歩きを進めていると言う…ある種異様な光景が広がっています！！』
翔『！？』
実況者が言う様にテレビに映し出されたその光景は正に異様だった……何故街が壊滅状態になってしまったのか？何故そこに居る人々は何事も無く歩いているのか…
翔(これで回線が使え無いのか…マジかよ)
最初の着信に出なかった事に今更後悔する…
翔(…大丈夫だ…おふくろ達が居る場所とは県も全然違う…さっきの連絡も俺への安否確認だろうし…)
部屋の中を意味も無くクルクルと歩き回った後ひとまず俺は回線が回復するのを待って掛け直す事に決めた。
翌朝になり回線が回復して直ぐに電話を掛ければやっぱり『大丈夫でしたか？』の安否確認でお互いにホッと出来た。
次に掛かってきたのはマネージャーからの『着きましたよ』の電話だった。
翔(やっべ…時間だ！)
支度を即行で済ませ家の外へ出れば迎えの車が停まっていた。
翔『おまたっ』言い終わらず車に乗り込む瞬間
ズドオオオオオッッッン！！！
翔『づあああああっ！！』
マ『うっわああっ！！』
俺とマネージャーは近距離であったであろう爆発に吹き飛ばされた！！
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霧斗(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2013年10月21日 9時) (
レス) id: cedb328cfe (このIDを非表示/違反報告)
たつloveyou(プロフ) - 更新まってます！ (2013年7月28日 8時) (レス) id: 23f36ed30c (このIDを非表示/違反報告)
香菜(プロフ) - ゴリちゃんさん» 殆ど更新が無い中読んで下さってありがとうございます(>_<；)ゞ応援を糧に完結目指して頑張ります！！コメントもありがとうございました！！ (2013年6月28日 23時) (レス) id: 8d67c0311d (このIDを非表示/違反報告)
香菜(プロフ) - 相葉ハルナさん» 登録ありがとうございます！！最近更新がんっと亀過ぎて（実はスランプ中（汗）なんとか完結まで頑張りたいと思います(>_<)ヽコメントありがとうございました☆ (2013年6月28日 16時) (レス) id: 8d67c0311d (このIDを非表示/違反報告)
相葉ハルナ(プロフ) - お気に入り作者に登録させてもらいました！（←勝手にすみません･･･）これからも更新、頑張って下さいね(*´∀`*)ノ (2013年6月28日 15時) (レス) id: 5b58b3037b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香菜 | 作成日時：2013年5月8日 19時
