視えてます。2

ごじゅうわ ページ5

それからは夕飯まで自由行動、釣りしてもよしハイキングに行ってもよし、川遊びをしてもよし、少し上流まで行けば川下りもできる。

私と皆子は川で釣りをすることにした。

「釣れたの今日の晩御飯にしていいって先生言ってたし、いっぱい釣るぞぉ〜！！」

「頑張ろぉ〜！！」

何を隠そう私は無類の魚好きである。動物の好きな物まで反映されるのかな…？いや1部だけか

「んで、君たちはどうすんの？」

ショッピとチーノくんは何故か私たちの少し後ろの方で佇んでいる。

「お気になさらず〜」

「そーそ、観葉植物とでも思ってくれればいいんで…
もし溺れかけそうになったら助けるんで、百合川さんは」

「思っきし野外なんやけども」

「ありがとう…？あ！Aちゃんのことは私が助けるからね！！」

「ありがと皆子♡」

皆子の可愛らしいアピールにニヤついてしまえばショッピからの冷たく嫉妬の入混ざった視線が送られる。
これが友情だと見せつけてやろう


この時、私は浮かれていたのだろう。














「……やっぱ…そうなんか……」












「ショッピ……海咲さんのこと……」





約1名、何か勘違いをしていることにも気づかなかった。

フクロウが1匹、心に蓋をした。







ーーーーーー

『女主人公』タグにて1位取ってました。がは
ありがとうございますm(_ _)m

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←よんじゅうきゅうわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す