鬼札【鬼滅の刃】 弐

伍拾陸 ページ13

無限列車事件から早四ヶ月＿＿＿＿。


竈門君ら三人は必死に稽古をしていたある日のこと＿＿＿


宇髄「A！！元気にしていたか！？」


貴「なんじゃ、朝から騒がしいのう。で、用件はなんじゃ？」


宇髄「女性の鬼殺隊士が欲しい！」


貴「・・・また新しい嫁を娶るつもりかえ、天元？」


宇髄「冗談はやめて下さいよ！実は・・・。」


天元曰く、鬼の所在を捜査させるために三人の嫁を吉原に潜入させたは良いものの、消息を絶ってしまったらしい。


潜入するためには女性の方が良いのだが、


生憎今いる女性の隊士は戦闘不可か戦闘経験なし、療養中のどれかである。


貴「妾も行ってやろうか？一応芸とかは出来るが・・・。」


宇髄「いいのですか！？(芸子姿を見たいのが本心。)」


貴「ふむ・・・、妾だけでは足りぬだろうが、どうするのじゃ？」


宇髄「だから、こいつらも連れて行こうと・・・。」


貴「やめな。本当に鬼が潜入しているのならば戦闘経験がないといけぬ。


じゃが・・・生憎他の女性隊士は外出中。」


竈門「俺たちが代わりに行きます！」


貴「は・・・？」


宇髄「代わりがいるならば、こいつらは用無しだな！」


竈門君、気持ちは分からなくはないが女装に抵抗はないのかい！？←

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