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邂逅の巻 ページ3
村人1「あぁ!あれは鈴のお方ではないか!?」
村人2「まあ、この子の病気を診せてもらおうかしら?・・・あの!いくらでも払いますのでこの子を見てもらえませんかね?」
貴「おや?お代は結構だよ。しいて言うならご飯を提供してくれるだけで良いよ。・・・フム。この子は軽度の熱だよ。この薬を飲めば汗は出てくるけど今日には治るだろう。」
村人3「あ!鈴のお方様じゃねぇか!」
貴「おぉ、昨日の殿方じゃあないか。どうしたんだい?」
村人3「昨日の薬ですっかり治ってよ。もう元気いっぱいじゃ!」
貴「無理してしまうと悪くなるから、羽目は外さないでおくれ。」
___この通り、私は薬師だ。独学で学んだ薬の配合がこういう風に役立ったとは・・・。
え、なんで金儲けしないかって?
まあ、人の役に立った方がいいと思っての行動だからな。
それに全国を旅していれば視界が広くなるから、一か所に入り浸るのは性に合わない。
でも、あの二人に出会うとは思いもしなかっただろうな・・・。
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2019年4月23日 19時