上弦の弐は僕の兄ですが何か？参【鬼滅の刃】

玖拾玖話 ページ6

貴「いてて・・・。って善子！？」



そこにはどうやって飛んできたか分からないけど善子が血を流して倒れていた。



貴「(受身を取っているから怪我はひどくない・・・。


だが、ここまで蕨姫花魁を怒らせたのか・・・？)」


蕨姫花魁は私の存在に気付いたのかこちらに駆け寄ってくる。


蕨姫「大丈夫かい！？鬼灯！何であんたがここに・・・？」


貴「蕨姫花魁、申し訳ございません。私の過失でございます。」


私はすぐに頭を下げる。これ以上善子に被害がいかないようにしないと・・・。


蕨姫「あんたは悪くない・・・。そこの金髪の奴が私の気に触れたのよ。」


貴「この子のしつけは私がやっておりました。


＿＿＿なので私を替わりに・・・何なりと罰してください。」


蕨姫「・・・私の部屋に来て頂戴。」


蕨姫花魁は少し苦い顔をしてこちらを見る。


貴「わかりました。」


これで難が去ればよいのだが・・・。


近くにいた禿ちゃんに善子の手当てをするように言って私は蕨姫花魁について行った。


蕨姫「)ﾎﾞｿｯごめんね、鬼灯。」


少しの胸騒ぎと違和感を覚えながら・・・。

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