引力使い【文スト】

九話です。 ページ10

もし、ポートマフィアだと言ったら、任務はパーになる。



それだけは避けたいものである。どんなに報酬は高くなっても・・・である。



当てずっぽうに言ってみよう。



貴「自. 殺愛好者」



太宰「間違ってないけど、職業じゃないよ！？」



貴「放浪者(バカボンド)」



太宰「どこで知ったの、その言葉？」



貴「(スルー)女の敵」



太宰「えっ・・・？」



貴「仕事押し付け機」



太宰「間違っていないけど、もはや人間じゃない！？」



貴「川の浮遊物」



太宰「・・・。」



貴「包帯無駄遣い装置」



太宰「国木田くぅ〜ん、佑子ちゃん私にだけ当たり強くない！？(泣)」



国木田「当然の報いだ(どれも正解というのが凄いが・・・。)・・・おい、諦めろ。こいつの前職は探偵社の七不思議だ。」



貴「ん〜。黒スーツと包帯の合体作」



太宰「！？」



貴「＿＿＿＿一周回って普通のサラリーマンじゃないんですか？」



太宰「はっずれ〜。」



貴「・・・もうネタが思い浮かびません。降参です。」



国木田「前職なんて無いんじゃないのか？」



太宰「この件に関しては嘘は言わないよ。」



まぁ、太宰の前職を探偵社員全員知ったら卒倒するだろうな。



そして懸賞金(？)の額は高くなっていった。

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