隣1＋設定 ページ1
Aside
「おめでとう(ございます)！！！！！」
みんなはそう言う。
私はそう思わない。
なぜなら私はリヴァイの事が好きだから。
皆知ってた。
ハンジとリヴァイが結婚するってことは。
でもそれでもいい。
今まで通りリヴァイの隣にいてもいいですか？
私はずっと居たいです。
あなたの隣に。
ごめんなさい。
「おい。何してる。」
「リヴァイか。私は何もしてないよ。」
「おい。なんで泣いてやがるだ。」
え？私そんな感情あったの？
「え、ごめん。私今日は帰るね。じゃ！お幸せにね！」
なんで、なんで泣いてんの？
「あ！A！！どこ………なんで泣いてるの？」
今度はハンジか。
「嬉し涙だよ。ハンジ。」
「そうなの？」
「そうだよ！お幸せにね！ハンジ。」
「うん。」
また嘘を付いちゃった。
もう嘘はつかないって決めてたのにな。
やっぱ私リヴァイの事が好きなんだよ。
きっと。
「副兵長？」
「エレン。」
「どうして泣いているのですか？」
「別の所で話してあげるから。少し泣いてもいい？」
「俺で良かったらどうぞ。」
「ありがとう」
私は無性に泣きたくなった。
黙ってだが、泣いた。
5分後。
「ありがとう。エレン。」
「いえ。」
「私の部屋でもいい？」
「はい！」
Aの部屋にて
「私ね、リヴァイの事が好きだったんだ。
もちろん。あの2人が結婚するってことは知ってた。
知ってた上で好きだった。
私、本当に馬鹿だよね？馬鹿だ。私は。」
「そんな事ないです！！副兵長は優しいし、綺麗じゃないですか！！俺はそんな副兵長の事が「ごめん。私、スグに切り替えのできない人なのよ。だから付き合えない。」そうですか。俺の方こそすいません。」
「いいのよ。でもありがとう！」
「いえ！何かあったら俺を頼ってください！」
「うん。そうする。」
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設定
A
リヴァイの事が好き。
でもそれは叶わぬ恋になった。
エレン・イエーガー
Aの事が好き。
リヴァイ
ハンジの夫。
でもAの事が………？
ハンジ
リヴァイの妻。
リヴァイがAの事を気にしているのを知っている。
ハンジと、リヴァイは政略結婚というやつです。
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