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･A
｢みんな、ナムジュンさんが可愛いんですよ。｣
NM｢可愛い？……俺が？｣
｢はい。｣
ティッシュを手から抜き取ってゴミ箱に捨てに行こうと立ち上がると腕を引っ張られた。
｢っ、｣
NM｢……A。｣
｢なん、ですか……｣
ぎりぎりと手首を握られる。
｢ぁ、いたいっ、っん、｣
なんで……？
今のタイミング、ぜったいおかしい！
ぶちゅって唇ぶつけてきたナムジュンさん。
NM｢なあ、俺もお前に触れたら……｣
｢……っ？｣
NM｢壊してしまうだろうか。｣
背中に手を回して抱き寄せられた。
その手は大きくて、力強くて温かかった。
｢…そ…れは、ナムジュンさん次第、じゃないですか……？｣
より一層強く抱きしめられて潰れそう。
ちょっと苦しいけど安心する。
僕も背中に手を回す。
広くて分厚い背中。
NM｢じゃあ、優しくする。｣
｢え、？……、えっ、と……｣
ゆっくり離れて大きな手で目元や頬を撫でられた。
割れ物でも扱うようにゆっくり、優しく触れられる。
｢……ん、あの、くすぐったいです……｣
NM｢でも痛くないだろ。｣
｢はい、｣
ふに、と柔らかい感触が唇に伝わる。
さっきの強引なのじゃなくて、もっと穏やかでゆっくり。
こんなの、なれてない。
｢……、｣
いつも他のひとには強引に迫られたりキスされたりするから、恥ずかしい。
ジミンさんならすぐに舌をいれてきてぐちゃぐちゃにするし、テヒョンさんなら身体中いっぱい触られる。
ジョングクさんなら全部が強引で─────
NM｢……A。｣
｢ぁ、｣
NM｢誰のこと考えてる？｣
ぼん、と自分でも顔が真っ赤になる。
他の人と比較するなんて破廉恥だ。
背中に手を添えられて、視界が傾く。
NM｢ちゃんと俺を見て。｣
｢…は、い……｣
真っ直ぐな瞳が僕を刺す。
自分で今どんな顔してるのか分からなくなってきた。
NM｢Aの方が……いや、Aは可愛いよ。｣
｢……っ、｣
ソファを背に体が沈んでいく。
視界いっぱいにナムジュンさんがいて、目を逸らしたくなるけどなんだか逸らせない。
NM｢A、好きだよ。｣
また頬を撫でられて優しくキスされる。
だから、こういうの、恥ずかしいんだって……！
｢ぁっ、｣
服の隙間から手が這う。
腹から胸へ、そして首まで捲りあげられる。
はやく、もっと触って、なんて。
じーっと見下ろされてばかりだとおかしくなってしまいそうだ。
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ロック - 続きが気になる。。。おもしろすぎる。。。これからどうなるのか。。。ホソギヒョンとの絡み待ってます！あっち系で💦😙 (2022年3月23日 0時) (
レス) @page24 id: 830fe7b032 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - 酢?さん» ナムさんにしてみました！リクエストありがとうございます！ (2021年10月16日 0時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - わぁー！リクエストに答えて頂きありがとうございます😭用意周到なテテに最後は甘い2人が見事に癖に刺さりました😇これからも更新応援していますね。 (2021年10月11日 0時) (レス) id: 35163f129d (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - nonoさん» ありがとうございます！request1でお話を書いてみました！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちりつも | 作成日時：2021年10月5日 17時
