相談2 ページ2
それからも桃ちゃんの相談は増えていった。
「うつくん生徒会になったんだって」
「凄いよねえ」
「今度挨拶を全校生徒の前でするみたい」
「楽しみだなあ」
「風邪でも行かなくちゃ」
『風邪なら行かない方がいいと思う』
「もうAちゃんっ、
うつくんが出るんなら行くしかないでしょっ」
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
普通に歩いていたら。
「なぁお前、強そうやんか」
『…は』
「俺ゾム!俺と戦わん?」
『戦うって、どうゆうこと。』
「だーかーら、お前剣道部やろ?」
『なんで知ってるの』
「そりゃ俺が剣道部だからに決まってるやろ。
勝った方が明日の昼飯奢る。いいか?」
『まあ、いいけど…』
「Aちゃんっ、ごめん、遅くなった!」
『いや、いいけ「あれぇ!生徒会のゾムくんじゃないですか!こんにちはぁ!」…はぁ』
「……あー、また明日な」
「ええ??Aちゃん、
ゾムくんと何話してたの?」
『…いや、ちょっとぶつかって』
「へえ、そうなんだぁ、ならいいや」
ならいいや、って、何。
『最近桃ちゃん、よく分かんないよ』
「えー、人は人の全部知ってるわけじゃないしー」
『その、鬱って奴のこと言い初めてから…』
「うつくんの名前を呼ばないで!!!」
『…え』
「奴ってなに!?!?巫山戯ないで!!」
『…ごめん』
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『巫山戯てんのはどっちだよ』
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作者名:怖いもの知らず識らず | 作成日時:2020年7月30日 16時