《ツイステ》冷えた愛は冷たいまま《リーチ兄弟》

26話 ページ30

主人公side



ト「ーーこの国はこのような点で栄えた」



今は魔法史の授業中

　

寝てる人もいれば



ロ「ｶﾘｶﾘｶﾘ」



ローグ君のように真面目に授業を受けている人もいる



ル「オ゛ｧ〜(ねぇ)」



ルチウスちゃんが何か言ってるわ

　

ル「ナ゛ｧ〜オ゛ｧ(最近幸せそうね)」



答え無いのもどうかと思うので小声で返す



『ナｧ、ナｧナｧ〜(素敵な彼が出来たの)ナｧナｧナナｧ(私の事を大切にしてくれるのよ)(小声)』



ト「…」



トレイン先生がチラッとこっちを見たけどルチウスちゃんと話してるからなのか



目をつむってくれた



ル「オ゛ｧ、ナナｧ゛〜(幸せになりなさいよ)」



『ナｧ〜(ありがとう)』



気付けば授業は結構進んでいたので急いで黒板に書いてあることを写す



ーｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ



授業が終わる



私はトレイン先生の所へ駆け寄った



『あの、先生、さっき…』



ト「わかっている。ルチウスと話していてくれたのだろう？
　 今しかできない事はたくさんある。だから、思う存分楽しみなさい
　 私達教師陣も君らの事を応援しているぞ(ﾆｺｯ)」



聞かれていたなんて!!恥ずかしいわ…



『ありがとうございます(赤面)』



ト「もういきなさい、恋人が待っているぞ」



『えっ？』



後ろを見るとドア付近に私の分の荷物まで持ったジェイド君が立っていた



待たせちゃってたのね



『では、失礼します!!』



ト「あぁ」

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