乱数side ページ23
貴「そういや、私を迎えに来たって言ってましたけど何かご用ですか？」
と、お姉さん＿＿＿＿Aちゃんがそう言った。
乱「そうそうっ！あ！あと、敬語使わなくてもいいよ！僕とお姉さん歳同じ位だし！
あと、お姉さんの事Aちゃんって呼ばせてもらうねっ」
僕が一通りそう言うと、Aちゃんが唖然と僕を見つめていた。
貴「あ、え？…す、すいません…。歳いくつ…かな？」
乱「24歳だよ！」
Aちゃんが一瞬固まりそのまま、突然土下座し始める。
貴「すすっ、すみません！すみません！私、てっきり10代くらいかなって…」
帝「まあ確かに、乱数ちっせぇしそうなるよな！」
帝統が相槌を打つ。
乱「もう！帝統っ！」
帝統に、向かってぷぅっと頬を膨らませるとAちゃんがふわっと笑った。
帝統と、僕が一瞬、彼女の姿に釘付けになる。
それを割るように突然、幻太郎が僕らの頭を掴んだ。
幻「はいはい、雑談はそこまでにしましょう」
そう言って、幻太郎はAちゃんに話始めた。
幻「別に、これと言った用では無いんだけどね。君、家が新宿にあるよね？」
貴「？そうですけど…？」
幻「神宮寺寂雷を知っているかい？」
幻太郎がそう言うと、Aちゃんがあっと言った。
貴「わ、私たまに神宮寺先生に診断してもらってます！知ってます！」
それは、都合がいいなと思いながらAちゃんに話しかける。
乱「僕ら、寂雷と顔見知りなんだけどあのおっさ…。神宮寺の事を調べて欲しいんだ！」
貴「え？えと、調べるって…」
乱「簡単だよっ！ただ、いつも通りアイツに診察してもらってその時に少し質問をしてほしいだけ」
そう言うと、Aちゃんが困り顔で「はあ」と頷いた。
乱「僕、寂雷とは腐れ縁だし、アイツには顔バレしちゃってるから、下手に近づけないんだよね〜」
幻「心配なら、小生も途中まで着いていくから安心したまえ。」
幻太郎が、そう言うとAちゃんの表情が少し和らいだ。
貴「…。いいですけど変な事は出来ませんよ？」
Aちゃんの了承の言葉を聞いて、「ありがとっ！」と
いつもお姉さん達にしているようにAちゃんに抱きつくと幻太郎に笑顔で引き剥がされた。
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山菜かるは - コメントありがとうございます！ひふみんですねww (2018年8月30日 15時) (
レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
華の幽霊《sgsyu》(プロフ) - 初コメ失礼致します。お気に入り登録数が123人で笑ってしまいました。コメント失礼しました (2018年8月29日 16時) (レス) id: db4eb032b8 (このIDを非表示/違反報告)
山菜かるは - 全然大丈夫ですよ！嬉しいコメントありがとうございます！ (2018年8月23日 19時) (レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
山菜かるは - みーぬっ！さん、ありがとうございます！とても嬉しいです！夢野先生尊いですよね…！更新頑張りますね！ (2018年8月23日 19時) (レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
みーぬっ!@コミュ低浮上気味(プロフ) - あ、会話に割り込んじゃったかな……すみませんm(*_ _)m (2018年8月22日 21時) (レス) id: fca7ce55ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山菜かるは | 作成日時：2018年6月16日 15時
