心の傷 〜第一章〜【魔入間・魔d!】

37.天才と眠り王子 ページ37

次の日、アロケルさんとピケロさんが


朝早く来ていた。


いつもは私が一番でしたのに。


…でも、何かわけありなのでしょう。


ピケ「やーっと来た。」


アロ「遅かったな。」


『…用件は何でしょうか。』


ピケ「あのさぁ…わからないの？本当馬鹿だね」


アロ「悪女に謝れ。」


『…謝りませんよ、私、やっていませんので、』


ピケ「…は？何いってんの？」


アロ「本当に頭がおかしくなったようだな、」


『いえ、貴方達が可笑しいですよ？』


ピケ「ほら、証拠もある。」


そういって録音機を取り出した。


“ほら、嫌われものになってよ、


私、貴方のこと嫌いなの。”









…ふふふふふふ、


なんですか？これ、


クオリティ低すぎません？


『ふふ、あはははは！！』


ピケ「何笑ってんの、キモ」


アロ「何が可笑しい。」


『いえいえ、クオリティ低すぎません？


わからないんですか？ふふふ、


ふふふ、あの人も頑張ったんでしょうね。


たったこの二文のためだけに！』


ピケ「…っ」


アロ「…お前…」


『ほら、何も言い返せませんよね？


私は事実を述べているだけです。


貴方達は悪女さんの家系能力にかかっていますよ？』


ピケ「はぁ…」









ピケ「眠れないんだけど、うっざ」









ふふふ、


『じゃあ寝ればいいだけじゃないですか？』


と、ばかにしつつ笑う。


ピケ「裏切り者に言われる権利ない。」


アロ「おい」









“「早くシネ、頭が悪くなる。」”









『ふふっ、しんでほしければ殺せば


いいでしょウ？


頭が悪くなるのはこちらです！！！


用件は以上ですか？それでは、


私はこれで！』



と、笑顔を貼り逃げる。









私の傷は、今日もフエテイク。









＿せ＿＿＿＿＿が＿＿＿＿＿




＿＿た＿＿＿＿＿＿＿け＿＿




＿＿＿い＿＿＿＿＿＿＿＿あ









＿あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”！！！！！！！！！＿

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