才虎芽斗吏を娶り隊！

才虎君初めてのお宅訪問 前編 ページ6

今週の授業が終わった！

私はテンションが上がっていた。
この幸せは皆も分かるであろう。明日の授業がないのだ。

明日は朝早く起きる必要もない。どこにもいかなくていい！


よし！今日は消化しきれていないドラマを見るぞ！

想像しているだけでも幸せが伝わってくる。
意味もなく顔をにやつかせている人なんてはたから見れば変人だろう。

才虎君にもそう見えたのか、冷たい目で見られる。

「どうした。変態変人貧乏。」

そのせいか新しい名前をつけられてしまった。
だけど私は気にしない。

「えー。だって、今日金曜日だよ？明日休みだよ？休日だよ？」

「そんなに嬉しいのか…？」

何故か疑問を投げつけられる。


「じゃあ、今日うち来る？」


「唐突だな。…しかもなぜ急に？」

「いやぁ。今日は両親がいなくてさ…お願い！一緒にドラマを見よう！」


机に頭を擦り付け土下座っぽくしてみた。
そうしたら才虎君が一歩後ずさってしまう。


「ごめんごめん！だから後ずさらないで！？」


「…。」

しかし才虎君はなにも言わない。
まずい、怒らせてしまったか…？



「おい、ふざけるなよ？」


「は、はいっ！」

これは完全に機嫌を損ねてしまった。
これ以上嫌われたくないし、早くなだめないと…。


そんな事を考えていると机を握りこぶしで叩いた。


「ひっ！」

私はその音に驚いて情けない声をあげる。



「…この俺様に頼み事をするなら、お願いしますだろう！」



私はこの時思った…。





才虎君ってやっぱりツンデレだ。




白河 (人1)才虎君への好感度…100
才虎 芽斗吏(人1)への好感度…48



次回へ続く！

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