EP.6-2 ページ18
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もう知っている人はいるか、という問いに、真都はそれぞれの名前を呼びながら、真正面に座るLONEと調理場で作業を続けていたTENDERを指差す。
ウンウン、と大袈裟なほど頷いて見せたMALTの「誰からいく？」という投げかけに勢いよく1つの手が上がった。
桃「やっぱ一番手といえば俺っしょ！ ……え、待って、一応確認だけど、今の名前でいんだよね？」
紫「もちろん」
桃「おっけ。俺の名前はANNIEね。俺アニメが好きで。まじで命かけれるくらい。でね、本当はANIMEが良かったんだけど、何でか受け入れてもらえなくて。だから…」
青「長ぇよバカ」
桃「バカとはなんだ！お前も大して変わんないだろ！」
青「ちび」
桃「それも変わらねぇよ！」
突然始まった小競り合いに真都は戸惑うも、他のメンバーは全く気にした様子もなく放置する。
恐らく日常なのだろう…そう判断した真都は、間も無く視線を逸らしてMALTの方を見た。
橙「おー、見事なスルースキルやね。見込みあるわ(笑)」
黄「…続けるぞ。俺はGHANA」
紫「こんな顔だけど、中身は全然怖くないから安心して」
黄「こんな顔って言うな」
こちらも言い合いが始まるかと思えば、戯けた顔をしたLONEが身を引いたことで収束する。大人だ…と真都は素直に思った。
緑「…あ、俺？初めまして、RAMUです。ここ脳筋ばっかだから、何かわかんないことあったら俺に聞いて」
黄「……まあ否定はしないな」
紫「えー、俺は結構常識ある方だと思うけど」
緑「別に全員とは言ってないでしょ」
ぶすっと不貞腐れたLONEは、続いて自己紹介を始めたCRAYによって放置される。
黒「CRAY。一応こん中では最年少で、お前とは一番歳が近いと思うから、…よろしく」
白「……お願いします、」
橙「おっ、これでみんな終わったかな？最後は俺ね、MALTって言います。好物の塩麹の麹から取りました！」
ANNIEとは違った元気の良さで挨拶をした彼の頭を背後から小突いたのは、調理場での作業を終えたらしいTENDERだった。
赤「喧嘩始めたのが悪いとはいえ、あいつがまだでしょ」
橙「あーせやった！ごめんなぁ」
赤「…あそこでANNIEと言い合ってるひょろいのはDOGね。……ほら、それ以上騒いだら飯抜くよ」
桃「すみませんでしたっ！！」
青「……俺は別に、」
赤「お前は増やすに決まってんでしょ」
青「まじで嫌いになりそう」
彼らのお互いに遠慮のない物言いに、仲が良くていいな…と真都は思った。
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aya(プロフ) - eighterなのでパッチ懐かしくなりました！！世界観とかすごいです！続きも気になります、、 (2020年9月19日 18時) (
レス) id: 21fa8df380 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - (名前)vividさん» 普段おちゃらけてる人が真剣な話をしているところが好きなんです(笑) 今後もパッチさん出てくる、…かも？乞うご期待！ (2020年8月31日 12時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)vivid(プロフ) - ここに来てGUMの言葉深いわぁ。元々のパッチのメンバーとの繋がりもまた嬉し（≧∇≦） (2020年8月16日 6時) (レス) id: 99ce633299 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - さっちいさん» ご指摘ありがとうございます！他にも誤字脱字等もあるかもしれませんが、ぜひ作品を楽しんでいただければと思います…！(^^;) (2020年8月9日 22時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
さっちい(プロフ) - コメント失礼します。設定の阿部ちゃんの所、 常にラムネを持ち歩いてお里 となっていますが、 持ち歩いており の間違いだと思います！ (2020年8月9日 21時) (レス) id: 9ffff271c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年7月11日 18時
