救済に来た転生者は目立ちたくない【鬼滅の刃】【完結】

56「案内」 ページ9

無事診察が終わったので、アオイちゃんに今日泊まる部屋まで案内してもらった









ア「……そして、お手洗いはこの部屋を出て、左を真っ直ぐ進んだ突き当たりにあります






日常的に使う部屋の位置はこれくらいです



他に質問はありますか？」






アオイちゃんから部屋割りについて教えて貰っていた





蝶屋敷の中は結構広いから、説明してもらえてすごく有難い









「特には無いよ」






ア「分かりました







何か困ったことがあれば、私か他の蝶屋敷の方々に聞いてください





それではこれで失礼します」






「はーい、ありがとうね」







アオイちゃんは軽くお辞儀し、キビキビと部屋を出ていった









「……ふぅ…」







部屋にあったベッドに腰を下ろす








自分の部屋は炭治郎達の病室ほど広くはないが


個室で自分一人だけなので、周りにあまり気を遣わないで済む








お面も自由に外せられるから、よりいいんだよね









中から鍵をかけられないのはアレだけど…









ま、気配で気付くからいいんだけどね


















コンコン









誰かが部屋のドアをノックした







気配は感じていたのでお面は既に付け直している









「(この気配は……確か………)





はーい、どうぞ」









？「失礼しまぁす」









透き通るような高めの声と共にドアが開かれる

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