【鬼滅の刃】転生者は悪女に嵌められて2【完結済】

エンド1　復讐後、和解1 ページ30

ある日








蝶屋敷周辺を警備していると









蝶屋敷から雨柱とカナエさんが出てきた









そしてすぐ隣にある森林に入っていった









少し不思議に思った私は、気配を消しながらついていった








.







.






二人がある程度進むと止まった








そして、話し始めた








カナエ「ねえ、紗奈ちゃん







なんで私をここに連れてきたの?」









紗「それはね……







こうするためだよ」









雨柱が懐から小刀を取り出し、カナエさんのお腹に刺す









.









……








は?????








なんであいつカナエさん刺したの???









カナエ「!!ｶﾊｯ!!






……紗、紗奈ちゃん………?」









紗「ごめんねぇー







こうするしか無かったんだー」









雨柱がそう言うと








カナエさんはその場で倒れてしまった









「お前っ!!!何やってんだよ!!!!!」








雨柱が驚いたようにこちらを向く








私は怒りながらカナエさんの方に寄り、脈を確認する








今のところは少し脈拍数が多いが、まだ大丈夫そうだ







出血もあまり多くはなく、すぐに治療すれば治りそうだった









本人もまだ意識があった









しかし、痛みのせいなのか動けないようだった









何かを伝えたそうに口をパクパクさせていたが何も聞こえなかった









そして、カナエさんは目を瞑って寝てしまった









「……ねえ…アンタ、本当に何やってんの…???」









紗「な、何って…








カナエちゃんを刺しただけだよ?」









「………なんで







なんで刺したんだよ…!!







なんで傷つけたんだよ…!!」







紗「わ、私はただAちゃんを陥れるためにカナエちゃんを刺しただけだよ?







で、でも、ちょうど良かったわ







こうしてAちゃんから来てくれたんだもの」









そう言うと、雨柱は刀を取り出し、自分の腕や足に何度も傷をつけた









そして








紗「キャアァァァァァーーー!!!!!Aちゃん!!もう止めてぇーーー!!!」









と叫んだ








すると









し「何事ですか?!!」







蜜「どうしたの?!!!」









胡蝶しのぶと甘露寺が来た









そして、二人はこの状況を見て、数秒間固まっていた









紗「Aちゃんが…Aちゃんが…」









雨柱はさぞかし、私がやったように言う

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