公安エースが幼児化？！

2 ページ14

『じゃあ次の質問ね！れいくんはここで寝る前のこと覚えてるかな？』

んー。と少し思い出そうとしたみたいだが

「わかんない！」

と首をふるふると横に振った。

『そっか！ありがとうね！お姉さんとお兄さん達ちょっと向こうでお話ししてくるから少し待っててくれるかな？』

わかったー！と1人でお絵かきを始めた降谷を見て私は皆に『集合！』と声をかけ、部屋の隅に集まった。

『寝る前の記憶ないって！やべぇよこれ！詰みだよ！詰み！どうしよう！』

風「最後の希望が無くなりましたね…。」

結局ふりだしじゃん！と頭を抱えていると部下の1人が

「去年降谷さんが潜入していた組織の薬を間違って飲んだ可能性とかないですかね…？」

『組織ってあの壊滅させた黒の組織のこと？』

「そうです！確か、降谷さんが仮眠に行く直前まで組織から押収した薬の整理と書類まとめをしているのを見たんですが…でも降谷さんがそんな間違いするわけないですよね！」

すいません！と謝る部下の肩を私と風見が掴み凄い形相で「その話は本当か」と聞くと、
部下は顔を真っ青にして「は、はい…」と半泣きになりながら返事をした。

3→←れいくんの設定！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す