センラさんの最古参は16歳 【センラ】

〇 センラside ページ9

僕には小さい頃から僕を推してくれている女の子が居た。

十分過ぎるくらいに美人な癖にに僕のために、もっと可愛くなって、お化粧を覚えたり、、。

ライブに来た時は1番に見つけるのも君で、握手会でも君に会えるのが1番の楽しみで仕方がなかった

会えるだけで嬉しかったのに今では僕から会いに行きたい、ライブ以外でプライベートで会いたいと思い始めて仕方がなかった。

そして春ツの時に坂田に言われて気づいた。僕は安寿香ちゃんのことが好きやって。

安寿香ちゃんに恋心を持ったことを自覚してからは毎日、僕の頭は安寿香ちゃんのことばかり。

そんなことを考えながらショッピングモールに来ていたらナンパに合っていた安寿香ちゃん。奇跡やと思った、安寿香ちゃんが名古屋に居るとは思わへんし

だから僕は咄嗟に

｢この子僕の彼女やから手出ししいひんで｣

カッコつけたことを言ってしまったんや。あとから思うと凄く恥ずかしいことを言ったなぁと内心思いながらも安寿香ちゃんを抱き寄せナンパ男を追っ払った。

その後の行動は早かった。安寿香ちゃんをデートに誘い服をプレゼントした。安寿香ちゃんは戸惑いながらも受け取ってくれた。


『あ、ありがとうございます！』


お礼を言ったあの笑顔は可愛くて、疲れも一気にどこかへ飛んでいった
その後は安寿香ちゃんと僕でおソロの何かが欲しくてアクセサリーショップに寄った

｢ピアス、、いいかもなぁ｣

ピアスをプレゼントで贈る意味は【自分がプレゼントしたものをずっと身につけてて欲しい。】【離れていても自分の存在を感じてもらいたい】重いと思いながらもピアスを見ているとイエローのピアスとスカイブルーのピアスがワンセットになっているカップルピアスを見つけた

｢これ、ええなぁ。｣


安寿香ちゃんにピアスのことを言うと『カップル！？』と可愛く驚いてピアスを見ると少し目を細め綺麗と言っていた


｢ほんまに、、可愛ええなぁ｣




年の差なんて関係ない



今ならはっきり言える




僕は安寿香ちゃんが好きやって

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