234話 ページ48
『あ、万事屋さん!』
「旦那、久しぶりだな」
とAとカズがホストモードの銀時と出会う
「A!あのドッキリ以来だな」
『あの時はすいません
でも私、万事屋さんとの同棲生活楽しかったですよ』
と笑うAにまぁ俺も楽しかったからいいけどなと笑顔で言う銀時
それに同棲!?聞いてないです!と騒ぐカズ
「って言うかその格好なんすか?
ホストみたいですけど」
「そうだ
お前もホストやれ
他の女見つけてAは諦めろ」
とカズの肩を組みだる絡みするようにそう言う銀時
カズは仕事があると全力で断っている
『でもホストって体験したことないから体験してみたいかも』
「やります」
「はえーな」
「Aさんの初体験俺が貰いますから」
『いいの?ありがとう、カズくん』
「はぁ!?んなもん俺が許すわけねぇだろ!」
「どこで着替えたらいいですか?」
「俺の話を聞け!ストーカー野郎!」
急に乗り気になるカズに肩をグッと持ち思いっきりカズを揺らす銀時
カズはそれを振り払い神楽と新八に引っ張られるように中に入っていく
『ところでホストって何?』
「妙がやってるキャバクラの男バージョンみたいなもんだ
まぁまた夜にでも来てくれ」
『それって万事屋さんがホストだったら他の女の人に言い寄られるってことですか?』
と悲しそうに言うAにまぁそうだなと濁して答える銀時
それに少しムスッとして右手で銀時のネクタイをグッとつかみ自分の方に寄せる
「急にどうし…んぐ」
『浮気したらこの前のドッキリ以上のことしますからね
それじゃぁまた夜に花蓮さん達と伺います』
とネクタイから手を離しどこかに歩いていくA
お、おうとぼーっとする銀時
理解してから顔が段々赤くなっていく
「(待って、俺今Aからキスされた!?
え、あのAからキス………
これ以上のいいことなんてそうそうないだろ
浮気は元からするつもりねぇし、大丈夫だろうけど)」
『(キスしちゃった
今になって恥ずかしくなってきた
いやいや、恋人だし
本でもしてたし、うん、平常心平常心
でも)』
『「(次会う時どんな顔したらいいんだ?/の?)」』
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年7月11日 21時