231話 ページ45
『って言うことがあって義手をどうしようか悩んでるんです』
と海坊主と話した事を話すA
「そうだったんだな
でもあった方が便利だよな
片手だと何かと不便だろ?」
『うーん確かに不便っちゃ不便だから欲しいし
買うのはもちろん経済的にもいけるのでありだとは思うんですけど
使いこなせる自信もなければ今日殺されそうになったのに何も出来なかった腰抜けですし
買ってもどうせみんなのお荷物になるのは変わらない気がして』
と段々声のトーンが下がっていくA
「はぁ!?殺されそうになったってどういうことだよ!」
そう目の色を変えてAの肩をばっと掴んでそう言う銀時にびっくりするA
『うぇっと実は攘夷志士の人達に殺されそうになっちゃって
それで迎えに来てくれたカズくんと総悟くんが助けてくれて
これでも警察なのに、ほんと不甲斐ない
せっかく先生に剣術を教えてもらったのに』
「やっぱり、心配だから外に出る時は呼んでくれ
万事屋の電話番号教えるから
それとそりゃ急に殺気向けられてまともに戦える方がおかしいから
お前はそんな不甲斐ないとか思わなくていいんだよ」
『え、外に出る時って散歩もダメですか?』
そう紙に電話番号を書いている銀時
一応とお登勢の店の電話番号を書いている
「何があるか分からないからな
(それに他の奴らと会ったら最悪だ
Aと別れたことになってんのに!)」
と汗の量がすごい銀時を見て不思議そうに大丈夫ですか?と声をかけるA
「あ、あぁ大丈夫だ
とにかく外に出る時は誰かと一緒
分かったな」
『はい、分かりました
誰かと一緒に、ですね』
と少し不服そうに言うA
心配なだけと言いながらAの頭を優しく撫でる銀時
「それじゃぁ俺明日も仕事だから
もう寝るか」
『そうですね』
と2人は布団をしき眠りについた
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年7月11日 21時