228話 ページ42
『寒いね』
「ですねー」
と雪で真っ白な外を眺めながら暖かいものを飲みながら話しているAと梓
梓の隣に座っている花蓮は暖房の効いた部屋でダラーとなっている
「猫のサガですねー」
『それに来れたのは万事屋さん達のおかげだから何も言えないけどあんなことする人達と一緒に来たなんて思われたくない』
と言うAに外を見てあーと納得する2人
「それに真選組もいましたよね
あの2つが合わさったらどうなる事やら
A様はここにいて正解です」
と暖かいスープを飲んでそう言う梓にAと花蓮はあははと苦笑いする
『でもせっかく来たからには遊びたいね』
そう外を眺めて言うA
「ならスケートボードしませんか?
スキーは両手使いますし」
『そうだね』
と嬉しそうに言うA
スープを飲みきってから外にでる3人
周りを見ても万事屋や真選組がいないなと思うA
「A様ー!
借りられましたよ!」
『ありがと、梓ちゃん
花蓮さんはスキーですか?』
「そう!スキー楽しいの!」
と嬉しそうにしている花蓮に笑ってそうなんですねと言うA
「A様!スケボは任せてください!
私、これでもスケボは何回か乗ったことがあります!」
『そうなの?すごいね』
「いえ……教えてくれた人は私がこの手で……」
と悲しそうに言う 梓にそっと頭を撫でるA
『これからはそんな事しなくてもいいんだよ
梓ちゃんは私達と一緒に笑う日常があるんだから
……だからそんな顔しないで、ね?』
と梓の顔を覗き込むように見ながら言うA
「A様はほんと変わりませんね」
『うえ、ちょ、梓ちゃん?
ど、どどどどうしよ』
と涙ぐんでいる梓を見て焦り出すA
大丈夫ですと言いながらゴーグルをつけて滑りましょう!と言ってスノボの練習を始めた
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年7月11日 21時