210話 ページ24
「それで江戸から離れることは決まってるってどういう事?」
と早く洗い終え子ども風呂に入った梓が隣の大人湯に浸かっている花蓮に聞く
「あと5日後に1ヶ月だけAちゃんと知り合いの海坊主さんと旅をすることになったの
もちろん私たちは戦闘民族だからお手伝いとして」
『そういう事だから
1ヶ月経って帰ってきたいと思ったら帰ってきたらいい
そのままエイリアンハンターになりたいならあの人に着いていけばいい
帰る場所はあるから安心して決めるといいよ』
と花蓮と同じ大人湯に浸かってそう言うA
「エイリアンハンターになんてなりません
私は絶対この江戸に帰ってきますし行きません!」
『だからこれはもう決定事項なんだよ
君たちはあのハゲのところに行く』
と話していると誰かが入ってくる
「貸し切りじゃないアルカ」
「そうみたいね」
「ってAアルカ
それに梓と梓のマミーも
なんでいるアルカ?」
『近藤さんにほぼ強制的にね
そういう事だったのか』
と必死になっていた理由が分かりはぁとため息をつきたちあがる
「話はまだ終わってないです!」
『決まったことを何回も言わせないでくれ
それじゃぁ僕はお風呂上がりにアイス食べたいからもうでるよ
楽しんでね』
と銭湯から出ていくA
入れ替わりで屁怒絽の家族が入ってきたが女子風呂では何も起こることはなく4人は気にせず話をする
「Aちゃんと喧嘩してるの?」
「……はい
でもあの人も悪いです
全く話聞いてくれないですし教えてもくれない」
「そうみたいね
でもねAさん私達に銀さんの大切なものとあの人自身のこと護って欲しいって頭下げたのよ?」
「そうだったアルカ!?
初耳ネ」
「だからあの時助けに来てくださったんですね
でもお母さんはなんであそこに?」
「私はかつおって人とお登勢さんを運んだだけよ
Aちゃんは春雨がなんちゃらって言って江戸のためなんて言って戦ってたみたいだけど」
「吉原の事件の時もそうだったネ
真選組が無くなりそうな時も身体がボロボロになっても護るために戦ってたネ」
「守るもののために戦う
だからAちゃんは強いの
でもそれは限界を超えるということなの
だから私は梓ちゃんがAちゃんのブレーキになって欲しいの」
「……ブレーキ」
「でも今回の件A相当頑固ネ
素直に聞くとは思えないヨ」
「だから私たちがいるのよ、神楽ちゃん」
とのぼせる前に作戦会議を始めた
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年7月11日 21時