130話 ページ40
『何してんの?』
といつもより低い声でそう言うA
それもそのはずリビングに帰ると善五郎と銀時は既に隣の部屋で殴り合いの喧嘩までに発展しておりせっかく掃除した部屋が汚くなっており
高そうな壺が割れている
「いや、このこれはだな」
「えっとその、これは違くて」
『何が違うのかな
1から100まで教えてくれないかな
じゃないと全裸で歌舞伎町1周な
妙ちゃん、ごめんね』
「いえ、大丈夫ですよ
新ちゃんと神楽ちゃんは任せて」
と親指を立てる妙
それを見てニコッと笑顔になるA
『ありがとう妙ちゃん
それじゃぁ洗いざらい吐いてもらうよ』
と襖は閉じられしばらくの間沈黙が流れる
「「すいませんでした!」」
と言う声が隣のリビングまで聞こえてくる
そして襖が開くと土下座している銀時と善五郎
Aはまだ部屋の中にあった壺を壊されたことを怒っている
『ほら2人とも反省してるならこれ集めてどこかに置いておいて
あと怪我するから向こうからホウキを取ってくること
いい?』
「「はい」」
と2人はホウキを取りに行き壺の破片を片している
Aははぁとため息をつき妙と神楽、新八とテレビを見る
「Aさん、あの壺いいの?」
『良くはないけど
やっぱりそれなりに高かったし』
「ならもっと怒った方がいいヨ
あいつらこんなんじゃ懲りないネ」
「神楽ちゃんの言う通り
私からも言いましょうか?」
『大丈夫だよ
2人に怪我がないならそれでいいからさ
2人とも僕の大切な人だから
もちろんみんなもだけど』
と目の前のせんべいを手に取りそう言うA
それにそこにいた神楽以外は心の中で悶えており神楽はAに抱きつく
「私もAの事大好きネ!」
「私もAさんのこと大好きです」
と女子軍に言われ少し照れているA
新八は尊敬してると言いそれにAはまた嬉しそうに笑いありがとうと言った
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年6月3日 21時