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126話 ページ36

「何してんすか銀さん
早く荷物もってお登勢さんのところに帰りますよ」

と言い荷物を渡すため神楽が前にくる直前Aは銀時の着物から手を離す
そしてAを見つけた神楽が嬉しそうにAを呼ぶ

『久しぶりだね神楽!
そのさっき攘夷志士に襲われてて助けて貰っちゃって、仕事中なのにごめんね』

「そうだったんですね
あ!そう言えばAさん怪我は治りましたか?
かなりの重症って聞きましたけど」

『怪我してたこと知ってるのか
今は大丈夫だよ!』

と元からそんなに怪我してなかった右腕をぶんぶん回すA
それに安心してよかったですと言う新八
隣では神楽が銀時に荷物を持たせているのが見える

『なんか心配させちゃってごめんね
僕が言うのもあれだけど
それ早く行った方がいいんじゃないかな』

と荷物を指さすA

『僕もお登勢さんの所に行きたいし足止めさせちゃった事も謝りたいから一緒に行くよ』

「いやお前はゆっくりこい
足の怪我まだ治ってないだろ」

とこっそり言いいくぞーと3人は走って行った

『(え、足怪我したって言ったっけ?
言ってないよね
ということはさっき喧嘩してる時に気づいてたのかな
うっわ僕の彼氏スパダリじゃん)』

なんて事を考えながらゆっくりお登勢の場所へと向かっていくA
着く頃には日はもう暮れており夜お店の照明がやけに眩しく感じる

「いらっしゃいませ」

『新人さん?』

「たまと申します
あなたはAさんですね」

『え、なんで分かったの?』

「銀時様がたまに私に話してくれるので覚えました
確かにとても可愛らしいです」

『あ、ありがとう』

「おい!たまてめぇ!」

と嬉しそうにしているAとは逆に恥ずかしそうに真っ赤になっている銀時
その光景に既にいるお客さんは若いねぇと野次を飛ばす

「A何か食べるかい?」

『はい!晩御飯食べに来ました』

「そうだったのかい
いつもは飲みに来るだけなのに珍しいね」

『実は晩御飯買う前に寝ちゃって今から買いに行くのも面倒なんで外食にしようと思ったよりだけですよ』

と笑いだされたお冷を飲む

「今日はお酒飲んでくかい?」

『今日は遠慮しておきます
明日は貰った屋敷を掃除したいなって思ってたので』

「ならあいつら使いな
その方が早く終わるだろ」

『それいいですね!
いくら要求されるかちょっと怖いですけど』

「そんなに要求されないさ
あんた達仕事が入ったよ」

と万事屋3人を呼ぶお登勢
そしてAが仕事内容を話した

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年6月3日 21時

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