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122話 ページ32

『ここ…どこ?』

Aが目を覚ますとそこは何もない荒れ地で人1人といない
そんな場所に1人誰かが寝転んでいる

『あれは誰?』

とその人物に近づいていくA
そして顔が見える場所まで近づくとその顔を覗き込む

『骨?』

と言うとその骨はAに襲いかかってくる
それから逃げているといつの間にか場所が変わっており攘夷戦争の場所になっている

『ここは
早くこんな夢から覚めてよ』

襲いかかってきた骨は消え代わりに目の前に人や天人が沢山出てきて殺し合いをしている
その中にはもちろんA達の姿もある

『こんなことしても
守りたかったひとは』

また場所が代わり今度は松陽が目の前にいる
後ろには高杉、桂、Aが縄で縛られており銀時が松陽の元へ歩いていく

『銀時』

そしてあの見たくない物を見た瞬間また荒れ地へと景色は戻った
今度は目の前が燃えており熱さが伝わる

『なんなの』

しばらくするとその炎は消え
炎の中から泣いているAがいる

『死ぬ前に今まで振り返ろうってか』

と目を背けようと後ろを見ると近藤がAに向かって歩いているのが見える
Aの所まで行くとハンカチを渡し涙を拭くように言ってるが泣いていたAはそんな近藤に斬り掛かる

『近藤さん』

そこからまた場面は変わり真選組の屯所が見える
それにAは手を伸ばし掴もうとするとまた場面はまた変わり松陽先生がでてくる

『先生
僕は強くなれてるんでしょうか』

とそう言うと松陽先生はニコッと笑いAの肩をぽんと押しAは体制を崩しどんどん落ちていく
真っ暗な中落ちていく感覚だけがありそれに身を任せるA
だんだんと目を閉じていっているが閉じきる直前銀色の光がAを照らす

『まぶしい』

と思わず目を開け立ち上がる
立ち上がった時Aの中にある思い出がアルバムのように辺りにうつる

『懐かしい』

「山南さんあなたはまだここに来ては行けない
あの人達と」

『伊藤さん、あなたもしかして』

「みんなによろしくお願いしますね」

と伊藤に言われAは夢から覚めた

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年6月3日 21時

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