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113話 ページ23

『(なんか外が騒がしい)』

と徹夜明けのAが書類とにらめっこしている時外では新しい刀がどうとかで盛り上がっている

「あー!こてつー!!!」

「あーすいやせん
これなら岩も両断できると思ったんですけどやっぱりダメでしたー」

「おい!絶対わざとだろ!
俺のこてっちゃんに嫉妬して」

『うるさいわ!
こちとら徹夜明けなの
特にそこのバカ2人
あんたら今月何回仕事サボった?
総長は仕事押し付けるためにいるんじゃないんだよ』

と近藤のこてつで斬った岩を簡単に斬り落としそう言うA

『次サボったらこうなるからな』

と目を光らせて言うA
それにそこにいた者は沖田以外はは、はいと言う

『特に総悟
見回りをサボるのは百歩譲っていいけど書類仕事はちゃんとして
もう子どもじゃないんだから
それじゃぁ僕は気分転換に甘味食べてくる』

と刀を鞘に戻し屯所を出ていった

「今思ったけど総長って刀買ったことあるのか?」

「確かにあの刀以外見たことないかも」

「まぁ気にしなさんな
ほら仕事するぞ」

と言う近藤さんの声で全員仕事へと戻った





『(ついでに鉄子さんの所に行こうかな
久しぶりに誰かと話したいし)』

と団子の串を口で遊んでいるA
お金を払って外に出る

『てっつこさーん!』

「Aさんかどうしたんだ?」

『ちょっと刀見て欲しくて』

と刀を渡す
柄の部分を持つが何も起こらず刀を抜く

「これは妖刀?」

『そうだよ
よく分かったね
さすが鉄子さん』

「よくそんな物を渡せるな」

『僕とそいつは信頼関係にあるから
僕が信用してる人が分かるみたいだよ』

「そりゃすごいな
それに手入れも行き届いているいい刀だ」

と刀を鞘にしまいAに返す

『よかった
あ、代金』

と刀を腰に戻し懐から財布をだす
それに代金は要らないと言われそう?と財布をしまう

「いいものを見せてもらった、礼を言うよ」

『いやいや見てもらってありがたいよ
またくるね』

「いつでも来てくれ」

うんと返しAは屯所へと帰った

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年6月3日 21時

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