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112話 ページ22

銀時side


「よく寝たよく寝た」

ってまだこいつら寝てんのかよ
ったく俺が1番かよ
そういや昨日Aがゼリー買ってきてくれてたよな
あいつもう帰ってるだろうし食べるか

『すーすー』

「いや、どんなとこで寝てんだよ」

着物若干はだけて銀さんの銀さんがやばいよ
とりあえず毛布毛布

『せんせ』

松陽の夢かよ
なんか腹立つな

「ゼリーゼリーっと」

「銀ちゃん何してるアルカ」

「そのゼリーAさんが買ってきたんですか?」

全部食べようとしてたぎんさんの計画がぱーだよ

「そうだよ
ってかお前ら風邪大丈夫か?
銀さんは大丈夫だ」

「大丈夫アルヨ
Aのおかげネ」

「僕も大丈夫みたいです」

「私もゼリー食べたいネ」

「はいはい」

「めちゃくちゃありますね」

「こいつ心配性だからな」

ほんと昔からそうだよな
自分のことなんて二の次でいつも他人のことばっかだ
たまには甘えてきてもいいのによ

「Aさん僕らの風邪うつってないといいですけど」

「そうなれば今度は俺らで看病すりゃいいだろ
ほら早く食べるぞ」

「それもそうですね」

「私桃がいいネ!」

「俺はみかんで」

「じゃぁ僕はこれにします」

「「「いただきまーす」」」



no-side


「全然起きないアルナ」

「疲れてんだろ
さすがにここだとアレだし布団に寝転ぶわ」

とお姫様抱っこをして運ぶ銀時
Aはまだ起きない

「相当疲れてますね」

『んっ……あれなんで浮いて』

と目が覚めたA
今の状況を理解するには起きたばかりの頭では時間がかかりしばらく沈黙が流れる

「(まじ可愛い)」

と考えている銀時とは裏腹にAの顔はどんどん赤くなっていき顔を両手で隠す

『お、降ろして』

「無理
可愛すぎんだよ
ってか顔隠すなよ」

「銀さん!」

と言う新八の声でちっと舌打ちをする

「わーったよ」

「男は狼ネ
Aは私が守るヨ」

『ありがとう神楽』

と言った後にくしゅんとくしゃみをするA

「お前もしかして」

『い、いや風邪じゃないから
噂されてるんだよ
うん、そうだそうだ』

と明らかに焦るA
それに万事屋3人は目を合わせ頷く

「今日は仕事休んでけ
俺らが看病してやる
それにあんなむさくるしいところで看病出来るやつなんていないだろ」

『女中さんがいるから大丈夫だよ!
それに溜めてる仕事があるし
これくらいの風邪へっちゃらだよ、じゃ!』

とAはダッシュで逃げたが結局捕まり万事屋で風邪を治したのだった

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年6月3日 21時

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