【暗殺教室】どうでもいいから帰らせろ【銀魂】

30話 ページ33

修学旅行も終わりAは本校舎に他の3人は隔離校舎に行っていた

「やぁ十六夜さん」

『あぁ浅野か今日は随分と早いな』

「僕は君に聞きたいことがあるんだ」

『へぇ
質問によっては答えられないがそれでも聞きたいのか？』

「あぁそうだな」

『わかったできるだけ答えよう
それで何を聞きたいんだ？』

「なんで君は修学旅行の時E組の方に行ったんだ？
君はA組のはずだ」

『強いて言えばあそこには大切な人がいる
僕に名前をくれた人がいる
家族を教えてくれた人がいる
だから僕はE組の方に行った
それじゃダメか？』

「兄弟でもいるのか」

『まぁそんな感じだな』

「だとしたらE組には関わらない方がいいぞ」

『なんでだ？』

「君は知らないかもしれないがここではE組は底辺なんだからな」

『ふざけるな
それに僕はE組監督係だ
関わりたくなくても関わらないといけない』

「それなら仲良くするな」

『底辺だからと言ってなぜ仲良くしてはいけないんだ
世の中は学力だけが全てじゃない
学などなくても生きていける
強くなくても生きていける』

「生きていくだけじゃダメなんだよ」

『それ以外に何がいる』

「強さだ」

『そんなものがあるからこの学校は狂っている
理事長もその息子も確かに強い方がいいのかもしれない
だけどどうしようもないバカの方が僕は好きだ』

「僕と君では気が合わないみたいだな」

『あぁそうだね
でも僕は君が嫌いじゃない』

「そうか」

『いつかバカの力に頼るようになっても知らないからな』

「そんな日は来ない」

『だけどこの間の中間テストE組は全員50位以内をとると言う目標をたてていた
まぁテスト範囲が大幅に変わったせいで出来なかったが
あいつらも学力は上がっている』

「何を言いたい」

『バカをなめてたらいつか痛い目にあうよってことだ
それと僕の大切な人達を侮辱するのは許さないからな』

そしてその日から浅野とAは口喧嘩をするようになっていった


〜一方その頃〜

「転校生が機械とは」

「烏間先生も大変ですね」

「銃声もうるさくて寝れなかったネ」

転校生に手を焼いていた

31話→←29話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す