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過去編1 ページ21

えっとどこから話そうか
まぁこれは1つの物語みたいなものだ
僕が小さかった時から始めよう

僕はとある小さな家で生まれた
父がお役所仕事をして、母は寺子屋の先生
そんな両親に僕は父に剣術を母はほかのことを教えてくれた
僕はそんな両親が好きだった

でもある日のこと父が借金をしていたことが分かった
それも多額な借金ですぐに返すことは出来なかった
それから数日後事件は起こった

「借金を返してもらおうか」

『お母さんとお父さんをいじめるな!』

この時小さかった僕は借金というものがどんなものかを知らなかった

「なんだこのガキ?」

『お母さんとお父さんをいじめるやつは私が許さない!』

そう刀を鞘にいれたままそいつに攻撃をするがいとも簡単に止められる

「威勢のいいガキだな
それによく見るといい面だ
吉原に売れば借金なんて消えるかもな」

もちろんのことこの時僕は恐怖を覚えた
目の前の大男は人を売ろうとしているのだと
両親はそれを反対するでもなく俯いていること
その時僕は目の前が真っ暗になった

「そいつを渡せばお前らの借金は無くなる
どうする?」

「考えさせてください」

「いい結果を期待している」

そういいその大男は帰って行った
その次の日起きると喧嘩をしている両親の姿があった
幼い頃の僕は両親が喧嘩をしているところを見たことがなく
なにをそんなに喧嘩しているのだろうと思い
盗み聞きをした

「あの子を吉原に売れば借金は返せるんだぞ!」

「それでも私達の子供よ
売るなんて出来ない」

「じゃぁどうしろってんだよ
もうお役所仕事なんて出来ねぇんだぞ」

「コツコツ稼いでそれを渡すしかないわよ!」

「それでご飯も食べられなくなって
借金も返せない
あの子だって吉原に行けばご飯も食べさせてもらえる」

「……」

『お母さん、お父さん喧嘩はやめてください』

「ごめんね
ほら友達と遊んできなさい」

『はい!』

言われた通り外で遊んでいただけど
みんなは僕を嫌う
刀を持った僕を借金をしている両親がいる僕を
だから友達なんていなかった
だから近くの山で山菜をつみに行った
きっとお母さんもお父さんも帰ったら笑顔でおかえりと言ってくれることを信じて

泥だらけになりながらも家に行く
だが家の前には昨日いた大男がいた
できるだけバレないように近ずき話を聞いた

「それで吉原に売る決心はついたんだな」

その一言が衝撃的だった

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リリース(プロフ) - 最近見たんですけど、殺せんせーを見て無反応だとぅぅぅぅ、それに殺せんせーも銀さんをみて無反応だとぉぉぉぉぉ (2019年9月8日 10時) (レス) id: daea35ac00 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 白桜姫さん» 夢主ちゃんは烏間先生と同じくらいの堅物だからE組のみんな頑張れって感じですね! (2018年9月1日 16時) (レス) id: 37f51ef070 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - E組のみんな、銀さんと夢主ちゃんくっつけるのガンバ!(〃ω〃) (2018年8月31日 21時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 白桜姫さん» 私も銀さん好きです!できるだけ頑張ります! (2018年8月28日 0時) (レス) id: 37f51ef070 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - あと出来れば銀さんオチでお願いします。推しなんです。 (2018年8月28日 0時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2018年8月25日 22時

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