90話 ページ49
「あんたもっと強くなかったかい?」
『お前に言われたかねぇよ
そんな化け物一体どこで』
とボロボロのAがそう言う
「なんであんたがあの人の隣に入れたんだい?
俺があの人の隣にいれば」
『(晋助か)
うるさい、黙れ』
「桂だってこのザマだ」
『小太郎をどうした』
「あの人だってガッカリだろ」
『小太郎をどうしたって聞いてんだ!』
とフラフラで視界が狭まってるAだが似蔵に斬り掛かる
が難なく交わされお腹を蹴られ壁に当たり気絶した
「さて連れ帰るとするか」
とAは似蔵によって鬼兵隊の船へと連れて行かれた
「(くそ!なんでこんな時に限ってあいつら居ねぇんだよ
真選組には言えない
早く戻らないと)」
と万事屋から出ていき焦って元いた場所へ走って戻る
だがそれも遅く既に血しか残っていなかった
「Aさん
(生きて捕らえろって言われてたから探さないと)」
と港を1晩中探すがお目当ての船はどれか分からない
「くっそ!
とりあえずまたアイツらの所に」
と万事屋の元に向かったカズ
そこには既に先客がいる
「な!お前は桂の
って今はそんなことどうでもいい
お前らに頼みたいことがある」
とAの事を話す
「2人とも辻斬りにやられるなんて
……そんな」
「あいつめちゃくちゃ強かったんだ
俺にはAさんは守れない
だから力を貸してくれ」
「もちろんです!」
「私に任せるヨロシ
定春!行くヨ」
と3人と2匹は外へ手がかりを探しに行ったのだった
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年7月24日 17時