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48話 ページ5

「えーまぁみんなもう知ってると思うが
先日宇宙海賊春雨の一派と思われる船が沈没した
しかも聞いて驚けコノヤロー
なんと奴らを壊滅させたのはたった3人の侍らしい」

その中に自分が入ってるのかー
辛いなー
バレたら切腹ものだよ

「…はぁ驚くどころか誰も聞いてねぇな
……トシ、A」

そう言われると僕とトシは黙ってみんなに向かってバズーカを撃った

「えーもうみんな知ってると思うが
先日宇宙海賊春雨の一派と思われる船が沈没した
しかも聞いて驚けコノヤロー
なんと奴らを壊滅させたのはたった3人の侍らしい」

「「えぇーマジっすか!?」」

これは棒読みだなー
驚くほど棒読みだなー
それにカズなんて冷や汗出てるよ

「白々しいもっとナチュラルに出来ねぇのか」

『まぁまぁいいじゃんそれに話が進まない』

「この3人のうち1人は攘夷党の桂だという情報が入っている
まぁこんな芸当が出来るのはやつくらいしかいまい」

まぁ知ってるけど
そこに銀時と僕だね

「春雨の連中は大量の違法な物を江戸に持ち込み売りさばいている
攘夷党じゃなくても奴らを許せんのは分かる」

まぁそうだよね

「だが問題はここからだ
違法な物の密売人幕府の官僚が一枚かんでいたという噂がある
違法の物の売買を円滑に行えるよう協力する代わりに
利益の1部を海賊から受け取っていたというものだ」

へぇ奴らそんなことしてたのか

「審議のほどは定かじゃねぇが江戸に散らばる攘夷派浪士が噂を聞きつけ漢族討つべしと暗殺を画策している
……俺たちの出番だ!!」

え、ということは何?僕がある程度倒した春雨に関わっていた人を守るっていうこと?
それはきつい
いや夢だよねうんそうだ夢に違いない


か、かかかカエル!?
僕カエルが1番苦手なんだよな

「Aちゃん無理しなくていいんだよ」

『そ、それならちょっと見回りしてくるよ』

「あぁこっちは任せろ」

『ありがとカズは貰ってくね』

「Aさーん!!」

『元気だねー』

「まぁ俺Aさんより若いですし」

『それ以上はやめよっか』

「あ、はい」

『じゃぁ行くよ、近藤さん任せたよトシ』

「Aさんカエル苦手なんですね」

『いや全然大丈夫だよ
だって気まずいじゃん』

「え、演技であそこまで出来るなんて」

『ほんとに苦手なものを思い浮かべるんだよ』

まぁ僕の場合マヨネーズだよね
もう最近恐怖だよね
トシのせいでマヨネーズまともに食べられないよ

「団子屋にでも行きます?」

『そうだね』

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2018年7月24日 17時

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