72話 ページ29
『きゅうり美味しかった』
「そうですね
でもこんなに貰って良かったんでしょうか」
確かにビニール袋2袋分って多いな
『返すのは返すので失礼だから持って帰ってみんなで食べようか
漬物にもできるし塩で食べたりとか!』
「いいですね」
『帰りはちょっと買い物してこなきゃね』
「そうですね」
『それにしても今日も江戸は平和だね』
「急にどうしたんですか?」
『改めて思ったんだよ
あとここは平和で豊かな場所だね』
「はい
また休みの時にでも」
『そうね』
やっぱり犯罪って都心部に多いのかな
歌舞伎町が1番危なっかしいけどね
あ、そう言えば銀時達って歌舞伎町だったっけな
あ、今更クリスマス以来銀時達にあってないな
そう思うとちょっと寂しいかも
っていやいや向こうだって仕事あるだろうし
僕だって仕事あったし
し、ししし仕方ないよね
『あー!』
ちょっと叫んでみたら
いきなりで驚いたのかカズがびっくりしてた
ちょっと面白いかも
『ごめんね』
「い、いえちょっとびっくりしただけですから
それにしても笑いすぎです!!」
『だってカズ猫みたいにびっくりしてたんだもん』
「そりゃぁびっくりしますよ!」
『ごめんね』
「いいですけど
そんなに面白かったですか?」
『ちょっと新鮮だっただけだよ』
だってホラー見てもこんなに驚いてなかったんもん
「Aさんもそんなに笑ってるの新鮮です」
『そう?』
「そうですよ
俺………やっぱりなんでもないです」
『え、何?気になるんだけど!』
「いや真選組にAさんの補佐が出来てよかったなって」
なんだよ
可愛いかよ!!
「Aさん?」
『え、あ、えっと僕もカズを真選組に入れてよかったと思ってるよ』
「ありがとうございます
鬼兵隊にいた時は仲間となれ合いなんてなかったですから
それが真選組に来た時仲間と酒飲んではしゃいで
もうどっちが攘夷志士かわかんないですよ」
『それはそうかもしれないね
僕はさ昔の仲間がいや晋助が違った道にいこうとしてるなら
それを止めるのが僕の役目だと思ってる
あのバカ3人止められるのなんて僕しかいないからね』
「バカ3人?」
『銀時とヅラと晋助のバカ3人組だよ』
あと声がでかい辰馬だけど
辰馬は銀時と晋助の喧嘩止め係みたいなものだったし
今じゃぁ宇宙で仕事してるんだろうね
「あの高杉さんが」
『いっつも銀時とバカやってたよ
もう一度あの喧嘩を拝みたいものだね』
「へぇ旦那と喧嘩ですか」
『うんうん
懐かしいな』
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年7月24日 17時