63話 ページ20
「あれ?Aさんに一ノ瀬さん帰ってきてたんですね」
そう見たことない格好をした新八くんが言う
それにしても帰ってきたって言うには知ってるって言うことだね
『新八くん
それに知ってたんだね』
「まぁ探しましたから」
「なんかごめん」
それは思うよカズ
「いや全然大丈夫ですよ」
『それで探したって?』
「銀さんが少し前まで記憶喪失で」
『え、それって今は?』
「今はもう大丈夫ですよ
その時にAさんだったら思い出せるかもって思って宅所に行ったんですけどね」
『それはほんとにごめん』
「それと銀さんAさんに毎日会いたいーって言ってるのでどうにかしてやってください」
そんなの言ったらまぁ僕だって会いたいけど
ってなんか僕ツンデレみたいになってない!?
「そんなの無視したらいいだろ」
「無視してたんだけど最近余計うるさくなって」
『それはどうしようもないね
あ、そうだこの2週間とちょっとで他に何かあった?』
「あーえっと坂本さんが万事屋を壊しちゃって
でももう治りましたよ」
『なるほどあのバカは地球にいたのか』
「Aさんとの約束すっぽかしてそんなとこに」
『僕あいつの頭の中見てみたいよ』
「奇遇っすね俺もちょうどそんなこと思ってました」
「やっぱり知り合いなんですね」
『まぁね』
「おやAかい?」
『お登勢さんお久しぶりです』
「あぁ」
『あ、あと気になったんだけど新八くんなんでそんな格好なの?』
「い、いえこれには深い事情が」
それだったら聞かない方がいいよね
『ふーんそうなんだ
まぁなんかよくわかんないけど頑張ってね』
「はい!」
そう言って彼は走っていってしまった
『なんだったんだろうね』
「さぁ」
『とりあえず帰ろっか』
「そうっすね」
『やっと帰ってこれたね』
「無事コンタクトも買えましたし良かったですね」
『うんうん』
「あ、Aちゃんおかえり今から俺とトシと総悟でちょっとでてくるよ」
『そうどこ行くの?』
「とっつぁんに呼ばれたんでさぁ」
『あの松平さんにね』
「やつが動き出すんだとさ」
「やつ?」
「それが誰かわかんないんだよね」
『まぁ気をつけてね』
「あぁ」
「あー行ってしまいましたね」
『だねー』
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年7月24日 17時