【ポケモン剣盾】転生少女は愛され主人公

17話 ページ18

『ガラル鉱山ってなんかすごいね
それにソニアさん先に行くねって言って行っちゃったし
レントラーがいてくれなきゃ先に進めなかったよ
ありがとねレントラー』

とソニア達と別れレントラーを出し隣に連れて歩いているA
出口まであと少しというところでビートがいる

｢ここに来るのですか？
アドバイスをしてあげますけど
やめておいた方がいいよ
ねがいぼしを持つトレーナーは僕が痛めつけるからね｣

と言っているビートに威嚇しているレントラー
レントラーはやる気まんまんだ

｢あなたチャンピオンに推薦されたジムチャレンジャーでしたよね｣

『そうですけど
それが何か？』

と珍しくAも喧嘩腰になっている

｢くだらないですよ
いいかい？チャンピオンよりもリーグ委員長が偉いですよね
つまり委員長に選ばれた僕の方が凄いのですよ｣

『確かに貴方の方が凄いかもしれないけど
貴方の凄さに委員長もダンデさんも関係ない』

｢では可哀想なあなたに僕の強さを教えてあげますね｣

『こっちだって
レントラー任せてもいいかな』

とビートとAのポケモン勝負が始まる
結果はAが勝利を収めて終わる

｢なるほどいいんじゃないですか
こちらも本気ではありませんし｣

と悔しそうに言うビートにAはツンデレなのかな？なんて呑気なことを考えている

｢へぇ驚いた
少しはやるようですね
ですがあなたの戦い方はきちんと記憶しておきますから
本戦では僕が勝ちますよ｣

『私も本戦で君と戦えること楽しみにしてるね』

なんて無邪気に笑うとビートは少し顔を赤らめる

｢それでは失礼しますよ
ここで集められるねがいぼしは全て手に入れましたからね｣

と去っていくビート
Aはそんな彼の背中を見守っている

『あの人悪い人じゃなさそう
今度会う時は友達になれたらいいね』

と言っているAにレントラーはやれやれと言ったふうに鳴いた
ガラル鉱山を抜けターフタウンへ向かった

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